おかげさまでアンリュミエールは開業10周年を迎えました

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

いつもアンリュミエールをご利用いただき、またブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
おかげさまでアンリュミエールは、2017年10月2日を持ちまして、開業10周年を迎えることができました。

この10年という節目を迎えることができましたのも、日頃からお世話になっているお客様や関係者のみなさま、
またいつも応援してくれている友人や家族、そして、一緒にがんばってくれているスタッフがいるからこそです。
みなさま、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

2007年に起業したときに、「10年は続ける」ことを目標にしてきましたが、ようやくそれが叶いました。
私にとっては決して平坦な道のりではなかった10年間でしたが、28歳で自分のサロンを持つという夢を叶え、
そしてその夢の舞台で10年という年月を、素晴らしいお客様に囲まれて、大好きな美容の仕事をやり続けられたことは、
何よりも幸せなことで、私の誇りでもあります。

私にとってのエステの仕事の一番のおもしろさは、
「人との出会い」と、その関係性の深さだと思っています。
接客業の中でも、何時間も個室でじっくりとひとりのお客様に向き合えるエステの仕事は、
お客様のとの距離も近く、会話の中からさまざまな学びや良い刺激が常にあり、いつまでも飽きることがありません。

これも、私がずっとこのセラピストという仕事とサロン運営を楽しくやり続けることができる理由だと思います。
たくさんの素敵なお客様との出会いに心より感謝いたします。

さて、目標としていた10年が経って、今率直な気持ちとしては、
「やり切ったという充実感」よりも、むしろ、「まだまだやりたいことがいっぱい!」
という希望に満ちたフレッシュな気持ちでいっぱいです。
これからもワクワクすることにたくさん挑戦していきたいと思っています。

時代の移り変わりとともにアンリュミエールもさらに進化し、これからも末長くみなさまに愛されますよう、
スタッフ一同新たな決意で、技術、サービスともに精進を重ねて参ります。
これからも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

アンリュミエール 保戸塚 優美

開業10周年2

10周年を記念して、キャロルプリーストの代表小松なおみさんと、当店スタッフの黒木にお祝いしていただきました!
ありがとうございます!!


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お金がなかった時の話|エステサロン独立開業ブログ

 

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お金がなかった時の話|エステサロン独立開業ブログ

こんにちは。千代田区麹町のエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

独立開業10周年を迎えるにあたってはじめたエステ経営ブログのシリーズですが、いよいよあと1週間(10月2日)で10周年を迎えます!
このサロン経営のブログを書き始めてから、多くの反響をいただき、先日は某大手化粧品会社の課長職の方のインタビューまで受けさせていただきました。
起業した人や経営者に話を聞いてレポートを書くというものだそうですが、「本当に私でいいのかな?」という感じでしたが、参考になったと言ってもらったので良かったかな・・・。

私は経営者といっても、社員は今は1人(だいたい2人雇っている時が多かった)しか雇っていないので、きわめて個人事業主に近い状態なのですが、小さな会社であっても、人に雇われているときには想像もしなかった苦労を経験しているという意味では経営者には違いないのかもしれません。

経営者としての苦労というのは、具体的には「お金」がまず挙げられると思います。
先日、ある人に「お金がなかったときの話や心境、励みになったエピソードを聞きたい」とのリクエストをいただいたので、今日はお金がなかったときのことをお話をしたいと思います。


思った以上の出費

開業してから3年間くらいの間は、サロンの知名度も低く、集客もうまく行かずお金は出ていく一方・・・。

サロンを運営するにはこんなにも経費がかかるのか!!

と開業してから始めて知ることも多く、とにかく毎日お金が湯水のように出ていき、なくなっていきます。

サロン運営には、主に、家賃(千代田区で82㎡、路面店、駅2分なのでそれなりに高い)、光熱費(特に電気代は、自宅の5~8倍もしてびっくり!)、借入金の返済、仕入代金、広告宣伝費用などが毎月かかります。

また、開業してから1年くらい経って人を雇った後は、給料、厚生年金保険料(会社が半分負担しています)や労災雇用保険料など、出ていく金額がぐんと上がりました。

税金に関しては、法人税は青色申告の場合は開業時の赤字を最高9年(繰り越し年数は事業開始年度によって異なります)繰り越せるので、支払う必要がなかったのですが、法人都民税などは赤字であっても必ず支払わなければならないので、初めて納付書が届いたときはビビりました!
最低、毎年7万円は払わなければなりません。

また、消費税の納税は、会社設立後2年間は免除されますが、3年目からは年に1回、売り上げによっては年に2回、まとめて支払わなければなりません。
消費税はお客様から預かっているものなので、本当は別の口座でも作ってそこにプールしておけばよいのですが、目の前の出費に追わていると、そうは言ってもなかなかできないものです。

この他にも、もし自分が病気や怪我をしたときに経営者は収入が0になってしまうので、そのための保険に加入したり(経営者は労災や雇用保険には加入できない)、火災保険や家財保険のほかにも「エステ保険」などの特別な保険にも加入したりと、保険料も意外とかかります。

以上のような出費に追われ、開業後しばらくは、想定外の出費にいつもお金が足りるかドキドキしながら、心臓に悪い日々を送っていました。
夜もお金のことを考えだしたら全く眠れず、睡眠不足の日々で、次第に不眠症に・・・。
開業後しばらくは、寿命が確実に10年は縮まったなと思いました。

また、私の場合は一人暮らしをしていたので、サロンにかかる費用以外にも、自宅の家賃や生活費もすべて自分で賄わなければならず、かなりギリギリの苦しい生活だったと思います。

自宅の家賃は、気づいたら1か月半に1回くらい支払うというサイクルに・・・。
決して払えないわけではないけれど、手元の現金が減っていく不安感から、いつの間にかに延滞をしている状況になっていました。

大家さんは高齢の女性で、毎月チェックしていなかったようで、年末になって家族の人がチェックして、私の3ヶ月分くらいの延滞が発覚するという事態になりました(汗)
自分でもそんなに延滞しているとは認識しておらず、指摘された後は深く反省し、すぐに支払いました。

ちなみに、店舗の家賃は10年間一度も延滞したことはありません。


お金がなくても「攻めの姿勢」で進まなければならない!

経営者の金欠状態が、サラリーマン時代の決定的に違うのは、次の給料日まで節約しては待てばなんとかなるというものではないという点です。
サラリーマン時代であれば出費を控えるために、じっとして給料日を待っていれば良かったのですが、経営者にじっとしていることは許されません。
むしろ、売り上げを1円でも多く確保するために、前に進んでいかなければなりません。

その中で、一番頭を悩ますのが、広告宣伝費用です。
経営が苦しい時でも、広告宣伝をしないと、サロンの存在すら知ってもらえない(=集客できない)ので、その費用はなんとか捻出しなければなりません。
今でこそ、長い年数の積み重ねで、あまり費用をかけずにネットや口コミなどで集客できるようになりましたが、開業当初はそれなりの費用をかけて宣伝広告をしない限り全く集客ができなかったのです。

しかし、宣伝広告費というものは、費用をかけたからと言って必ず効果が出るというものではなく、15万円~20万円の広告費用をかけても効果0という媒体もひとつやふたつではありませんでした。
そうは言っても、たとえお金が底ついてきたとしても、サロンの宣伝をあの手この手を使ってやり続けなければなりません。
常に、攻めの姿勢でやり続けない限り、サロンの存続は危ぶまれてしまいます。

エステサロンの集客は、安価な飲食店のように、ふらっと立ち寄ってくれるお客さんはまずいないので、長期戦になるのが一番きついところだと思います。
いつ収穫できるか分からない小さな種を、強い気持ちを持って撒き続けならない忍耐力が不可欠です。


 お金がなくても、決して「お金がない」とは言ってはいけない

開業10周年を迎えた今だからこそ、開業当時のお金がなかった時の話をこうしてブログに書くことができますが、当時はどんなに苦しくても周りの人に「お金がない」とは決して言いませんでした。

特に従業員には絶対に言ってはいけないということを、知り合いの経営者の方に言われました。

というのも、お金がないと経営者が言えば、従業員はがんばって稼いでくれるだろうと期待するのは大間違いで、

大体の人は密かに次の転職先を探し始めるそうです(涙)。

現実的に考えればそれは当然のことです。誰も潰れそうな会社になんて居たくありませんよね。
夫婦でも「金の切れ目が縁の切れ目」と言われるくらいなので、会社ならなおさらですね(笑)

そんなわけで、いくら経営がきつくても、決して「お金がない」は禁句です!!

とはいえ、20代という若さで自分のサロンを持った私に対して、従業員や友人にとっては全てが順風満帆にうまく行っているように見えることもあるようで、誤解を受けることもありました。
「現実は、全然そうじゃないんだ!」「見えないところで経営者は苦しんでいるんだ!」という気持ちも少しはありましたが、それよりも売上を作ることの方が私にとってはもっともっと重要なことだったので、何を思われようが、言われようが、全然そんなことは気にならなかったのです。


はげみになったのは・・・

当サロンのお客様でも経営者の方がたくさんいらっしゃるのですが、その方々のお話を聞いていると、多くの人が

「一度は挫折を経験したり、お金に苦労した時代があった」

と話してくださいます。

個人的な内容なので詳しくは話せませんが、損失額が数千万~数億円!?・・・というものすごい金額ものだったり、中には、だまされて数千万円失った・・・など、信じられないような話を笑い話としてしてくれたのは、私にとって大きな励みになっていたと思います。

また、一番はげみになったのはサロンに来てくれるお客様でした。

新規で来てくださったお客様には、「よくぞ、うちのサロンを見つけてくださいました!!」という気持ちで、「絶対に満足させて、リピートしてもらいたい!」という気持ちは本当に強かったと思います。

オーナーセラピストと雇われセラピストの違いは、技術の差よりも、気持ちの強さや情熱の違いが一番大きいと思います。
オーナーセラピストの方が、リピート率が高くなるのもそのためだと思います。
背負っているものが大きければ(=借金があれば)、なおさら必死になってがんばるのは当然です。

人は追い込まれたときにこそ、本当の力を発揮できるというのも、お金がないときに感じたことのひとつです。

また、お客様がひとりも来ないような暇な日に、リピーターのお客様からの予約の電話は、

神様が君臨してくださった!

と思って拝みたいほどでした。

本当に「お客様は神様」なのか?という論争がありますが、決して全てのお客様は神様ではないと思います。
しかし、自分が苦しいときに来てくださるお客様は、「神様が自分の前に舞い降りて助けてくれた」と自然に思えるので、そういうお客様は本当に神様に思えます。


最終的には、ポジティブに前に進む気持ちが大事

お金がない時に最終的に一番大事なのは、失敗や損をしてもすぐに忘れて、常に前に進むことだと思います。
失敗したときに何よりも一番自分を苦しめるのは、失敗したことを悔やんで、いつまでも自分を責め続けたり、後悔することだと思います。
もちろん、会社は利益が出せないと存続できないので、利益を出すために次の手を考えることは大事です。

独立開業で必ず全ての人が避けて通れないお金の問題・・・
最終的には「絶対になんとかなる、なんとかしてやる!」とポジティブに前に進んでいく強い気持ちが何より大事だと思います。

アンリュミエール 保戸塚 優美


★エステサロン経営・開業10年を振り返るブログの過去の記事★

3年で9割のサロンは潰れる!?あなたはそれでも開業しますか?

エステサロンの独立開業に一番必要なことは?

会社設立10周年のごあいさつ

エステサロン独立開業~準備編~「まず何をする?」

エステサロン独立開業|立地の重要性~腕がよくても失敗する理由~

エステサロン・店舗物件探しのマル秘テクニックを大公開!

開業資金は?エステサロンの独立には一体いくらかかるのか!?

エステサロンの独立開業資金の調達方法

エステサロン独立開業~良かったこと、辛かったこと~

エステサロンの独立開業に技術以外に知っておくべきことは?

エステサロン独立開業~実際に効果のあった集客方法~

私がエステサロンを独立開業した理由

エステサロン独立開業ブログ|気になる?ライバル店のこと

ホテルスパとその他のスパ・エステサロンの違いは?働くならどっち?

創業(事業)計画書の書き方|エステサロン独立開業ブログ

プロ向けのエステ技術講習「教えることは、自分が習うよりも10倍難しい!」

 

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創業(事業)計画書の書き方|エステサロン独立開業ブログ

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。
大好評の「サロン経営・開業10年を振り返るブログ」シリーズ。
15回目の今日は、金融機関から融資を受けるために不可欠な「創業(事業)計画書」の書き方を大公開します!


10年前に書いた創業計画書を発見!

今から約10年前、アンリュミエールがオープンする2ヶ月前の2007年8月に、政策金融公庫から融資を受けるために書いた「創業計画書」のファイルを古いUSBメモリの中から見つけ出しました!
ということで、書き方のノウハウというよりも、私が実際に何と書いて融資を満額受けられたか?ということを大公開したいと思います。

創業計画書を見るのは実に10年ぶりです。
10年経った今、自分が書いた創業計画書を見て思うことは・・・

・創業計画書通りに全然いってないじゃん!!
・こんなに利益でるわけないじゃん!!
・こんな夢物語のような創業計画書で審査に通るんだな。

というのが、率直な感想です(笑)
つまり、創業計画書の内容が起業後の経営で実現できるかどうかなんて、書いた本人はもちろん、審査する側の誰にも分からないのです!!
店舗やサロンの経営がなんて、蓋を開けてみるまでは全く分からないのです。

いくら創業計画書が完璧であっても、実際の経営が計画書通りに進むということは、
まずありえない!!
と思っていた方が、いいかもしれません。


私は、創業計画書に何と書いたか?

創業計画書1

以前のブログ(エステサロンの独立開業資金の調達方法)でも書いたように、私は開業資金の大半を政策金融公庫から借り入れました。
政策金融公庫の創業計画書のフォーマットは、ホームページから簡単にダウンロードできるのですが、↑の画像がその一部です。

私の場合、アピールしたいことがたくさんあった(いっぱい書いた方が印象が良いかもと思った)ので、このフォーマットではなく、wordで5ページにわたる創業計画書を作成しました。
量が多いから良いというわけではないのですが、自分の創業への熱い思いを伝えるためです。


1.創業の動機は?

まず、1 創業の動機(創業されるのは、どのような目的、動機からですか。)
は、一番大事な部分だと思います。
動機として書いた内容が、その後実際はどうだったかを青字で書きます。

動機1.留学したフランスの専門学校や研修先のエステティックサロン、また帰国後に勤務したホテルオークラのスパで学んだ美容や健康に関する知識や技術、そして接客技術、マーケティング知識を生かして、よりお客様に喜ばれ、そして自分の理想とするエステティックサロンを開業したいと思ったから。
→その後もその通りだったと思います。

動機2.千代田区麹町の麹町駅、及び半蔵門駅近くの良い立地に店舗物件が見つかったため。
→その後もその通りだったと思います。この場所で開業しました。

動機3.勤務先のホテルオークラ東京内のスパの指名客の来店が見込めるため。
→ホテルの顧客情報の持ち出しは禁止のため、来店していただくことはできず、0からのスタートとなりました。
(たまたまオープン後に店の前を通りかかった、ホテル時代のお客様1人だけは今でもいらしています。)

動機4.知人の〇〇社からの顧客の紹介、およびPR活動の協力を得られたため。(顧客名簿数1,800名)
→〇〇社とのエリアや業種の違い、その他諸事情により、結局PR活動の協力は得られず・・・。

動機5.知人が経営する化粧品メーカー、〇〇社開発の業務用化粧品、および店頭販売用化粧品の仕入れが有利にできるため。
→最初はこのメーカーの一部化粧品を使うも、コンセプトの違いや製品数が少なかったため、早い段階で取引が終わりました。そして、この会社はその後潰れてしまいました。

動機6.友人からエステティック機械「インディバ」(スペイン製で350万円相当の高周波の温熱機器、ヨーロッパでは主にクリニックで使用)を譲り受けたため。
→その後もその通りだったと思います。友人には感謝です。インディバの価格が350万円かどうかは不明です。この金額は定価であって、実際はもう少し安い気がします!

7.ホテルオークラ東京勤務時代の元同僚が、当エステティックサロンのオープンに関して協力してくれ、また今後もスタッフとして勤務してくれるため。
→オープン当初、アルバイトとして手伝ってくれたのですが、結局は3カ月くらいの短期間でした。

実際のところ、動機となっていたはずのこと約半分の項目が、サロンのオープン後に頓挫してしまっていたことが分かりました。
創業計画書は、あくまでも計画ということで・・・
計画段階で書けることがあれば、たくさん書いておいた方がいいと思います。


2.経営者の略歴等

ここは、自分の略歴をそのまま書きました。
また「事業経験」は、

1.フランスのエステティック専門学校にてCIDESCOインターナショナル資格(エステティックとコスメティックの国際資格)を取得。
1年間のサロン研修を経験。その他、スウェディッシュマッサージ、ネイルの資格等取得。

2.ホテルオークラ東京のスパに約2年間勤務。平成19年8月退職予定。

1.に「ネイルの資格取得」と書いていますが、フランスの某マニュキュアメーカーの少し勉強すれば誰でも取れる資格なので、事業経験として書いてもいいものかと思うほどです(笑)
どうして書いたかと言うと、この後の「取扱いの商品・サービス」の欄で、ネイルのサービスを取り合えず入れて、サービス内容が充実しているように見せたのかもしれません。
ちなみに、ネイルサービスは10年経っても提供していませんし、今後も提供する予定はありません!


3.取扱いの商品・サービスの内容とセールスポイント

まず取り扱い商品と、その単価を書きました。単価を書いたのは、おそらく「記入の見本」にそう書いてあったから真似して書いたのだと思います。

◆取扱いの商品・サービス◆

1.ボディトリートメント(価格5千円~2万円)
・オイルマッサージ(スウェディッシュ、アロマテラピー等)
・リフレクソロジー
・スキャルプ(頭皮)マッサージ
2.フェイシャルトリートメント(価格8千円~2万円)
3.エステティック機械「インディバ」によるトリートメント(価格8千円~2万円)
4.化粧品販売(価格3千円~2万円)
5.ネイルサービス(価格千円~1万円)

5のネイル以外は、今もやっています。価格は下限がやや安めに書いていますが、だいたいあっています。

◆セールスポイント◆

1.予定店舗が、東京メトロ有楽町線、麹町駅徒歩2分、また半蔵門線、半蔵門駅徒歩6分という好立地であること。

2.スウェディッシュマッサージ(少量のオイルを使い、表層の筋群だけでなく、深部の筋組織まで刺激を与えてしっかり揉みほぐすスタイルが特徴)をメインに、リラクゼーション効果の高いアロマテラピーを組み合わせたトリートメントを提供する。

3.「予防美容(プリヴェンティヴ ビューティ」をテーマに、エステティック機器「インディバ」を使って、健康維持や病気予防を目的としたトリートメントを提供し、中高年層が通い易いサロン作りをする。

4.無理な勧誘やローン契約を行わず、明朗な料金体制を設定し、誰もが安心して通えるサロンにする。

5.スタッフ全員が高いホスピタリティマインドを維持し、ひとりひとりの顧客に対し、丁寧で親身なカウンセリングを行い、それぞれの顧客に合わせたトリートメントを行う。

と書いています。まず一番最初に立地のことを書いたのが、意外でした。普通はトリートメント内容のセールスポイントの方が大事かと思いますが・・・。

内容的には、さほど特徴的なことは書いておらず、「平凡なセールスポイントだな」というのが正直な感想です(笑)
他のサロンがやっていない画期的なトリートメントがあるわけでもなく、とても「マネーの虎」で投資してもらえるような、おもしろいこともありません。
しかし、それでもOKということです。何も珍しいことや誰もやっていないことを始めることが起業ではないのです。


4.取引先、仕入関係等

<販売先> 一般個人(周辺住民、有楽町線・半蔵門線沿線居住者)
<仕入先>は、インディバジャパンと動機1で書いた、のちに潰れた化粧品会社名を書いています。

販売先は、周辺住民と沿線の居住者と書いていますが、実際はもっと広範囲です。
近所の方が半数、残りは東京、神奈川、埼玉、千葉の順に多いです。また、それ以外の地域からもたくさんのお客様に来ていただいています。


その他・・・

5.従業員は私と、アルバイト2人。
6.借り入れの状況は「なし」でした。

それ以降の7.必要な資金と調達方法8.事業の見通し(月平均)の欄については、また別の機会に詳しくご紹介できればと思います。

それにしても、創業(事業)計画書って結構適当ですね(笑)
私の場合は、計画段階と開業後に違う点が多くて、驚きました。
融資を申し込む段階では、開業後の経営状況なんて未知の世界です。

ときどき、起業した人に向けて書いたブログなどで、「開業時の創業(起業)計画書をときどき見直して、初心に戻ると良い」と書いてありますが、私の場合は創業計画書の内容が現在とあまりにもかけ離れているので、あまり意味がない気がします。
計画通りにいかない、思い通りにいかない、どうなるのか分からないのが、経営というものだとつくづく感じます。

そういう意味では、創業(事業)計画書のNGな内容=融資が受けられない内容というのはどういうものなのかと疑問に思います。
今日は書いていない部分、例えば自己資金が少なすぎるといった点が影響するのではないかと思います。
あまりにも事業内容が突拍子もない非現実的な事業内容だったりするのもNGだったりするのでしょうか??

ちなみに、創業(事業)計画書の記入の仕方は、政策金融公庫の相談窓口で予約を取れば、専門の方からアドバイスを受けることができます。
私は相談には行きませんでしたが、申し込み書類を取りに行った時や面談の時に、公庫の窓口の方はみんな親切で、新規事業を始めたいという人を応援してくれる姿勢だと感じたので、まずは窓口で相談してみるのも良いと思います。
提出する前に、一度作成したものを見てもらうのがベストだと思います。

まだ、すぐに独立をしたいわけではないけれど・・・という人も事業計画書を書くだけで、少しだけ夢が近づくかもしれません。
ホームページからダウンロードして、一度書いてみるのもおもしろいかもしれませんね。
ぜひ、書いてみてください!

アンリュミエール 保戸塚 優美


★エステサロン経営・開業10年を振り返るブログの過去の記事★

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ホテルスパとその他のスパ・エステサロンの違いは?働くならどっち?


 

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ホテルスパとその他のスパ・エステサロンの違いは?働くならどっち?

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

「エステサロン独立開業ブログ」シリーズを多くの方、あまりエステサロンに縁のない方(例えば私の男性の知人のその友達や元スタッフの旦那様とか)にも読んでいただいているようで光栄です!
エステ業界のみならず、他の業種や分野で独立を考えている方にも、このブログがご参考になれば幸いです。

さて今日は、エステサロンの独立開業と話題は少し離れるのですが、「ホテルスパと、その他のサロンの違いを知りたい!」というリクエストをいただいたので、それについてお答えします。


ホテルスパの就職は難しい??

まずは私のホテルスパ勤務時代の話から・・・
私はフランスのエステの専門学校を卒業後の2005年9月にホテルオークラ東京のスパに就職しました。本館のスパだったので、今は建て替え中でもうありません。

ホテルスパに専門学校を卒業したばかりの未経験者が採用されることは珍しいのですが、履歴書を提出してからすでに1か月が過ぎたころ、たまたま辞める人がもう一人増えて欠員が出たために、私に連絡が来たようでした。
タイミングが良かったようで、ラッキーでした!

一般的に、外資系やグレードの高いホテルスパの求人は、人気が高く就職するのが難しいと言われています。

しかし!!!
最近は、業界全体が人手不足なのと、インバウンドが激増していることもあって、以前ほどは難しくないようです。
新しくオープンした都内の某高級ホテルのスパマネージャーの知人が、「経験者がなかなか採用できなくて、オープンメンバー5人のうち、2人は未経験者だ。経験者の応募が少ない・・・」と言っていました。
今、日本の各地で高級ホテルの建設ラッシュなので、場所を選ばなければ就職自体は以前ほどは難しくないかもしれません。


ホテルスパとその他のサロンとの違い

ホテルスパとその他のサロンは異なる点がたくさんあるので、挙げてみようと思います。

ホテルスパの特徴
・宿泊客の利用がメイン
・施設が広く(豪華なところも多く)、ジャグジーやサウナなどの温浴施設が充実している
・リラクゼーション系のコースが人気
・オールハンドのトリートメントがメインで、機械を使わないことが多い
・宿泊者の当日予約が多い
・価格が比較的高い
・化粧品を購入する人が少ない
・高級なオイルや化粧品を使用しているところが多い
・男性客の利用も多い
・外国人客が多い
・定期的に通うお客様は少ない(メンバー制のフィットネスクラブなどに併設している場合は別)
・非日常的な贅沢を求めて来るお客様が多い
・ペアルームがあるところが多い
・休日が忙しい
・時々、有名人が来る!
などがあると思います。

一番の違いは、お客様の大半が宿泊者という点だと思います。

一方、ホテル以外のスパやエステサロンを一括りにして特徴や違いを説明するのは難しいのですが、来店の目的が「宿泊とセット」でというわけではないので、「美容や健康の悩みを改善したい」といった目的を持って、トリートメント内容を吟味して来店される方が多いと思います。
また、エステサロンでは機械を使用したトリートメントも多く、化粧品の販売なども積極的に行っている店舗が多いと思います。
ホテルのスパでは、化粧品を購入する人は少なく、定期的にビジターで通う人もそれほど多くありません。


仕事内容の違いや、求められる能力は?

セラピストとしての仕事内容、そして求められる能力も、ホテルスパとその他のサロンでは異なる点があります。

まずホテルスパでは、英語能力が必要です。私が働いていた12,13年前はさほど外国人も多くなかったので、レセプショニストは完璧な英語力が求められましたが、それ以外は少しできればなんとかなるといった状況でした。
しかし、今はインバウンドが非常に増えているので、シティホテルのスパはもちろん、温泉などのリゾート地でも英語力が必要不可欠になっていると思います。
また、ホテルスパでは、入社後の1年は必ずレセプショニストをやらなければならないというところも多いようです。

仕事内容の大きな違いは、ホテルスパの場合、ロッカールームや浴場などの施設の維持管理や清掃の仕事が多いという点が挙げられると思います。
セラピストは施術に入るだけで、その他の業務は分業されているホテルスパもあるかもしれませんが、営業時間中のこまめな維持管理はセラピストがその都度行うというスパも多いと思います。
もちろん、本格的な清掃は専門の人が夜間や早朝に行います。

また、私が勤務していたホテルでは、トイレの手洗い場をお客様が使用するたびに、専用のタオルで水滴を拭くように指導されていたので大変でした。
シャワーブースも同じように、お客様が使用するたびにタオルで床から壁、シャワーを客室の浴室のように拭きあげていました。
ロッカールームのゴミ箱も、たとえゴミが少ししか捨てられていなくても、ひとりのお客様が使用するたびにゴミを回収していました。
その他にも、タオルのロゴがそろっているかをチェックしてまわったり、食器やシンクの消毒なども徹底されていて、毎日行っていました。

ホテルはとにかくマニュアルやチェックリストが多いと思います。
それによって、安定したクオリティやクリンネスを保っている部分もあるのですが、慣れるまでは大変です。

ハンドマッサージの施術に関しては、それぞれのサロンによっても違いがあるので、ホテルとそれ以外のサロンでという点では、あまり大きな違いはないと思います。
ただ、ホテルスパの場合、男性客や体の大きな外国人が多いので、女性セラピストには体力的に大変なこともあります。
特にベッドの高さを変えられないところはとてもやりにくく、施術者の腰などへ負担も大きくなるので、履歴書を送る前にベッドをチェックしておくのはとても大切なことだと思います。


勤務時間や休日は?

勤務時間や休日は、ホテルスパとそれ以外ででは大きく異なると思います。
ホテルスパはお正月休みやお盆休みといったみんなが休んでいる時が繁忙期です。そのため、セラピストの休日は平日がメインになります。
また、勤務時間もチェックインの14:00頃~夜10:00までというシフトがメインのスパもあるので、夜型の生活を覚悟する必要があります。
逆に、施術の予約は午後からしか受け付けていないスパでも、朝7時くらいから温浴施設は利用できるようなところの場合は、早朝のシフトが組み込まれる場合もあります。
ホテルという施設自体が24時間営業なので、柔軟な勤務時間やシフトを求められるのは仕方のないことかもしれません。


ホテルスパの方が技術力やサービスが優れているのか?

今回このブログのリクエストをいただいた人から、
「ホテルのスパの方が技術力や接客サービスが優れているのか?」という質問があったのですが、価格が高い分、スタッフの配置が多かったり、時間に余裕を持って予約を入れたりするので、サービスのクオリティは高くなるかもしれません。
また、使用するオイルや化粧品を上質なものを使用しているスパが多いので、その点では優れている場合も多いかもしれません。(もちろん、ホテル以外のサロンも上質な化粧品を使用しているところもたくさんあります。)

他にも、ホテルスパの内装は豪華で施設も充実しているので、気分的も居心地の良さを感じ、良いサービスを受けている気分になりやすいと思います。

しかし、最近はホテル以外のサロンでも接客マナーはトレーニングされているところが多いので、高級ホテルスパだけが感動のサービスを提供できるかと言えば、そうでもないかもしれません。
ただ、何か起こった時の対応力や、クレーム処理力のようなものはホテルは慣れているので、その点では優れていると思います。

技術力や接客力に関してはセラピストそれぞれの力量によるものが大きいと思います。
どこのサロンでも同じだと思いますが、指名や売上の多いセラピストと、そうでないセラピストがいると思います。
技術力や接客力は、教育やトレーニングである程度、一定のレベルまでに到達させることは可能だと思いますが、それぞれのセラピストの潜在的な能力や努力、キャラクターによる部分も大きいと思います。

ただホテルスパの場合、宿泊客やポータルサイトに掲載されたお得なプランでの来客も多く、リピーターになる潜在顧客が少ない分、個々のセラピストの実力差が表明化しにくいかもしれません。


独立開業する場合、有利なのは?

将来、独立開業したい場合は、ホテルスパとそれ以外のスパで勤務するのはどちらが良いのでしょうか?

私の場合はホテルのスパでしか働いたことがなかったので、自分で独立開業したときに、様々な点で苦労を強いられました。

ホテルスパ時代は、宿泊客がメインなので集客の必要もなく、またリピーターを獲得する努力もする必要がありませんでした。
また、ポータルサイトに載っているような「都内豪華ホテルスパプラン」の利用客は、非日常的なたまの贅沢を求めて来店する人がほとんどなので、リピートする人はまれです。
そのため、ホテルスパのセラピストは、リピートしていただくためのアフターカウンセリングや日々のスキンケアアドバイスをするといった能力があまり求められないと思います。

旅先やビジネス利用で宿泊したホテルのスパで、詳しい化粧品や日々のスキンケアの説明を受けたり、今後のトリートメントの計画を提案されても、お客様は困ってしまうと思います。
逆に当店のようなサロンは、このようなアフターフォロー的な業務や顧客とのコミュニケーションがリピーター確保のためにとても重要になってきます。
店舗によっては、化粧品の販売能力も求められます。

この点は、ホテルスパとの大きな違いと感じています。
リピート客を確保する難しさは、ホテルスパ時代には想像できなかったのですが、独立後はこのことばかりを考えるようになったと思います。

独立する場合、前のサロンのお客様に、新たに独立開業した新しい自分のサロンに来てもらうという点では、ホテルスパでは大変難しいと思います。
顧客情報の持ち出しが禁止されているという点はホテル以外のサロンも同じだと思いますが、ホテルのスパ利用客がリピーターだったとしても、ホテル自体やスパの施設を気に入って来店している人も多いので、いきなり個人のサロンへ来てもらうというのはとてもハードルが高いのです。

たとえ、どのサロンで働いていたとしても、顧客を獲得するという点では、0からのスタートと考えて独立した方が良いと思います。


まとめ

ホテルスパとその他のサロン、それぞれに特徴や違いがあり、セラピストとして働く上でもメリット、デメリットがあると思います。
自分の能力を活かせるのはどこなのか、自分の将来につながるのはどこなのか、また自分の生活スタイルに合ったサロンはどこなのか・・・
など、さまざまな角度から検討して、自分にぴったり合ったサロンで働けるのが理想だと思います。

アンリュミエール 保戸塚 優美


★エステサロン経営・開業10年を振り返るブログの過去の記事★

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エステサロン独立開業ブログ|気になる?ライバル店のこと

こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

独立開業10周年を迎えるにあたってはじめた、エステ経営ブログのシリーズですが、これを読んでいる当店のスタッフが、集客方法や経営の秘密を公開して、他のエステサロン(特にライバルサロン)の経営者の人たちにまねされたり、他のサロンに有益な情報を与えてしまうことが、当店にとってマイナスになってしまうのでは?と心配しています。

心配されるような内容になってきたというのは、書いている側としてはうれしいことです(笑)
でも実は本当の経営の秘訣や戦略なんて、それぞれのサロンの形態や場所などによっても違うと思いますし、ここに書いたことが実際に通用するかどうかもやってみなければ分かりません。

またブログを2日に1日更新するとか、ポスティングを続けるといった集客方法は、とても地道な作業なので、そう簡単にまねできることではないと思います。
このブログで紹介したさまざま集客方法も、当店でもずっと続けてやっているわけでなく、やっていた時期はまぁそれなりに良かったよ。
というものなので、たとえ知識があったとしても、継続的に実行していくことは本当に難しいのです。
どれだけお金をかけられるかといった予算の問題や、モチベーションを保ち続けられるかといった精神的な部分もサロンの経営には大きく影響しますので、知識を得たからと言って、また、うまくいっているところのまねをしたからと言って、なかなかうまくいかないのがサロンの経営(他の経営も同じだと思いますが)の難しさなのだと思います。


ライバル店の偵察に!?

オープンして3~4年くらいは、こんな私でも他のエステサロン(特にライバル店)のことが結構気になっていました。
他のサロンがどのようなトリートメントを行っているか?価格はどれくらいか?集客はどうしているのか?などリサーチして、人気のコースをまねしたり、他のサロンが行っていたキャンペーンを自分のサロンでもやってみたりしてました。
特に、口コミサイトで評価の高いエステサロンには実際に訪れてみて、コースの内容を部分的にまねしてみたり、似たようなキャッチコピーを使ってキャンペーンを打ち出し、自分の店も同じように繁盛店にしたい!と思っていました。

しかし、まねしてやってみた結果は・・・
「何かが違う」という違和感でした。
違和感の原因は、
・自分が提供したいものと、顧客の要望のミスマッチが生じることによるマイナス評価
・似たようなコースでも、価格競争では勝てない(気持ち的にも価格を下げたくない)
・ライバル店は繁盛しているかもしれないが、自分が求めるサロンの姿ではない
・顧客層が従来と変わってしまった
というものでした。

提供するトリートメントに自分らしさ(店の特徴や強み)が反映しておらず、提供する側としても完全に納得していない状態だったので、顧客が満足しないのも無理はありません。辛辣な口コミが時々、書かれたのもこの時期だけだったと思います。
全ての顧客のニーズを満たすことは不可能ですが、集客の段階においても何かがかみ合っていなかったのだと思います。

大手のエステサロンですと、万人に受け入れられ、万人に評価されるようなサロンが理想で、もちろんシェアトップや売上高日本一といったことを目指すと思いますが、当店のような小さなサロンはそういった万人受けするようなサロンをまねして作ったところで、とても太刀打ちできないのです。

決して、他のサロンにはまねできないような独自の強みや特徴を打ち出してメニュー化し、自分のサロンにマッチした顧客を集客することが、店側にとっても顧客側にとっても良い結果へとつながると思います。

ライバル店も含めて他のエステサロンへ実際に行くことは、いろいろな良い面を勉強するのには良いのですが、自店の強みや特徴を研究して、自信を持って施術やサービスを提供していくことが何より大切だと思います。


ライバル店の市場調査か??

サロンの経営が軌道に乗ってくると、ライバル店のことは私自身は全くと言っていいほど気にならなくなってきますが、時々、ライバル店と思わしき人による、電話による調査などがあったりするのは正直困ります。
だいたい非通知の電話でかかってくるのですが、最初は、「このコースの内容はどのようなものですか?」といった一般的な質問からされるので、こちらも普通に答えるのですが、質問が次第に怪しい感じになっていくのです。
たとえば、
「そちらのサロンって、だいたい何歳くらいの方が来ているのですか?」、
「お客様はやっぱり、ご近所の方が多いのですか?」、
「だいたい何人くらいの方が月々来られるのですか?」、
「いくらくらいのコースが人気があるのですか?」…
などと質問内容がエスカレートしていくのです。
こういった電話でも私は丁寧に受け答えはしますが、内容はでたらめなので、当店に電話調査しても全く意味がないと思います(笑)

もし当店の市場調査をしたいのなら、電話ではなく実際にサロンに来てくだされば、正直にお話しできると思います!


とはいえ、開業前の市場調査は必要です!

開業時のライバル店の調査…というより市場調査は、それなりに必要だと思います。
私も開業前の市場調査はしっかりとして、価格決定やメニューを作りました。
東京の場合、市場規模が大きく、サロンの数も多いので調査範囲をどこまでにするかというのは難しいのですが、山手線沿いの駅、山手線の内側の駅にあるサロン、そして自分の店と似た規模やコース内容の店舗を参考にしました。

独自のサービスや特長を打ち出すことは重要ですが、やはり、ニーズがないものは売れません。
また、あまりにも市場とかけ離れた価格設定は、いくら腕に自信があったとしても、新規オープンのサロンでは集客のハードルを上げ過ぎてしまうので危険です。

当店の価格設定は、開業後の2~3年で価格に対する心の揺らぎは多少あったものの、開業当初から現在までほとんど変わっていません。
サロンの経営が軌道に乗るまでは、「ライバル店よりも価格を安くしたらもっと集客できるのでは…」と、悩むこともありました。
お得なクーポンサイト掲載への誘惑もあります。クーポンサイトは確かに集客力があるサイトもありますが、「必ず60分〇〇〇〇円で」といった価格設定に制限があるものや、割引率に指定のあるサイトなどは注意が必要です。一度掲載してしまったら、麻薬のようにやめられなくなってしまい、価格を大幅に下げてしまうということになりかねません。

価格設定に関しては、十分な市場調査の上で、自分のサロンの価値に見合った適正な価格にすることが重要です。
トリートメントの価格設定の話は、とても複雑で、私自身いろいろな思いもあるのでまた別の機会にじっくりとしたいと思います。


でもやっぱり気になる・・・

開業してすぐや自店の経営がうまくいっていないときは、ライバル店のことがついつい気になってしまうことは仕方のないことだと思います。
そして、自分がうまくいってないときは、「隣の芝生は青く見える」ものです。

そんなときこそ、自分のサロンの強みや特徴について自分自身がよく向き合って考えることが大切だと思います。
意外とわかっていない、自分のこと、自分のサロンのこと…

自分の店の特徴や、強み、「らしさ」みたいなものをずっと問い続けること、そしてそれに共感してお客様がいっぱい集まってきてくれることこそが、独立開業のおもしろさなのだと思います。

アンリュミエール 保戸塚 優美


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私がエステサロンを独立開業した理由

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私がエステサロンを独立開業した理由

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

エステサロンを独立開業するにあたって一番大切なこと・・・
それは、自分の思いや情熱です。

どうして、開業したいのか?
という部分がブレブレでは、サロン経営の荒波を乗り越えていくことできません。
さらに、独立開業には自分の思いや行動だけではどうしても超えられない問題もあります。

たとえば、物件を借りるときや、政策金融公庫などから借り入れするときに、連帯保証人をお願いできる人がいるか・・・
など、自分をサポートしてくれる人が周りにいるかといった現実的なことも含めて、開業の道を選べるか、断念しないといけないか、分かれ道になることもあります。

今日は私がどうして10年前、自分のエステサロンを開業するに至ったのか、その理由や経緯を書いてみたいと思います。


セラピストになる前から独立を考えていた

私は新卒で入社した会社を1年10カ月で辞めて、フランスのエステティックスクールに留学する前から、将来は独立して自分の店を持つのだということを心に決めていました。
24歳の頃です。
一度会社で働いてみて、「我慢しながら働くのはイヤ、私はもっと自分がやりたい仕事をやりたい」という気持ちもありました。

フランス留学は、将来の独立を見越してのまず最初のアクションだったと思います。
本場のフランスで学ぶということは、独立するときに大きなアドバンテージになるだろうと考えました。
約1年半の留学を経て、ホテルのスパに就職したときも、なるべく早く独立したいと思っていました。


独立開業の一番のきっかけは・・・

いつか独立したいと思いながらも、いざサロンで働き始めると、まだまだ自分には修行が足りない、開業資金が貯まらない、今の職場も楽しいからもうしばらく続けてもいいかな・・・
と思っているうちに、独立の一歩をなかなか踏み出せなくなってしまうということもあると思います。

私の場合も、実際にセラピストとして働き始めてからはとても充実した毎日で、職場への不満もなく、2年目の更新時にも1年目の実績が評価されて、給料もアップし順風満帆な毎日でした。

そんな日々を過ごしていたのですが、留学前から知り合いだった不動産屋の社長さんに久々に再会したときに、「早く独立した方がいい。物件探しを手伝ってあげよう。」と言われて、
「もう独立??まだ早いよ。」と心の中では思っていましたが、物件探しをお願いすることにしました。

ちなみに、その社長さんは20代の頃に不動産業以外の業種で独立して、その後、不動産業を始めて40周年というすごい方です。(今は、あれから10年経っているので、もう50周年くらいだと思います。)

その後、その社長さんに物件情報をたくさん送っていただいたのですが、私は書類を眺めるだけで、実際に物件を見に行くといった行動にはしばらく出ませんでした。
まだ、自分の中で独立開業は遠い夢で、物件を見に行くなどまだまだ先の話と思っていたのです。

すると、その社長さんからお怒りの電話がかかってきたのです。
「うちはアルバイトを雇って、君の物件を1日中探させて、200件に1件くらいの割合くらいでやっと見つかる有力な物件情報を送ってあげているのに、君は何も行動しない(怒)!」
と叱られてしまったのです。確かにおっしゃる通りです。私は確かに物件を探してほしいとお願いしました。

お願いしときながら言うのも失礼な話ですが、お願いした時点ではこんなに早く、事が進んでいくとは思いもしなかったのです。

それからの私は、仕事が休みの週2日は物件を見に行くという生活を2ヶ月くらいしながら、物件を見る目を養っていきました。

そんな毎日を過ごしているうちに、いよいよ私の気持ちも独立に向けて本気モードになっていき、ホテルのスパを辞める決意をしたのでした。


独立の内的要因と外的要因

独立には、「自分の夢を実現する」といった自分の中にある「内的要因」がきっかけになる場合と、たとえば、親から引き継いだ土地にアパートを建てることになって、大家業を始めた・・・というような「外的要因」がきっかけになる場合があると思います。

私の場合は、自分の中に独立に対して「いつか実現できたらいいな」という淡い思いや夢があって、それが外的要因によって突き動かされた形で実現したと思います。

自分ひとりだけの思いだけでは、行動に移す勇気も持てなかったと思いますし、良い物件が見つかったことや、定年退職前ギリギリの父親に物件や借り入れ金の保証人になってもらえたことなど、自分の夢を周りでサポートしてくれる人に恵まれたというのが独立開業に至った大きな要因だと思います。

自分の思いや夢だけでは、決して独立開業は難しく、周りの協力があってこそ実現できたのです。

独立する前に、自分が独立に向いているかどうかは、周りの態度でも分かる部分もあると思います。
たとえば、お客様に「独立された方ががいいんじゃないですか?」と言われるようになったり、実際に会社経営をしている方などに勧められるようなことがある人は向いているかもしれません。

独立には向き、不向きがあります。
まだ自分の中で悩んでいるうちや、家族など身近な人に反対されるうちは、行動に出ない方がいいかもしれません。
自分に独立に向けて追い風が吹いてきたときに、タイミングよく波に乗っていく・・・という自然な流れも大切かと思います。


そもそもどうして自分のエステサロンを開業したかったのか?

私が自分のエステサロンを開業するに至った経緯についてはお話した通りですが、そもそもどうして開業したかったのかという部分についてもう少し詳しく書いてみようと思います。

私が独立開業した理由は・・・

・自分の理想のサロンを作ってみたい
・自分のトリートメント技術やアイデアを事業化してみたい
・何か大きなことに挑戦して、自分を試してみたい
・ビジネスそのものや、経営に対する興味
・自分が好きなように自由に仕事がしたい
・より多くの収入を得たい

・高校生の時、先生に手相占いをしてもらって「君は将来経営者になる、お金には絶対困らない」と言われてたのを信じていた(笑)
などが挙げられると思います。

まず自分の中に独立に対する思いがあり、そして次のステップとして、これらの思いを事業計画書を作成するといった文字や絵などのイメージにするという段階を経て、だんだんと具体的になっていき、実現していく・・・
という流れだと思います。

その時の自分の気持ちとして大事なのは、独立開業することに一点の迷いもなく、うまくいくことを信じて疑わない自分がいるということだと思います。

独立開業が実現するまでには、さまざまな試練が待ち受けているので、自分が迷っていたり気持ちが弱いとメンタルが持ちません。

・本当に自分は独立開業したいのか?
・なぜ、独立開業したいのか? 
・独立開業しないと自分の夢は実現できないのか?
など、よく考えてみることが大切だと思います。

とはいえ、私もどうして自分が独立開業をしたかったのかを考えて、文章に書いてみたのも今回のブログがはじめてなので、今思えば・・・という部分や、今現在思って書いている部分が混ざっているかもしれません。

これから独立開業したいという人は、まずは自分の独立への思いを整理して、それを周りに人に話してみるのも良いと思います。

アンリュミエール 保戸塚 優美


★エステサロン経営・開業10年を振り返るブログの過去の記事★

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エステサロンの独立開業に一番必要なことは?

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開業資金は?エステサロンの独立には一体いくらかかるのか!?

エステサロンの独立開業資金の調達方法

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エステサロン独立開業~実際に効果のあった集客方法~

エステサロン独立開業ブログ|気になる?ライバル店のこと

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エステサロン独立開業~実際に効果のあった集客方法~

こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

大好評の(?)「サロン経営・開業10年を振り返るブログ」シリーズ、11回目の今日は、エステサロン経営者の多くが頭を悩ませる「集客」のお話です。


集客なんて、生まれて一度もしたことなかった!

私の独立後、最初のつまづき・・・それは「集客」です。
多くのエステサロン経営者のみならず、商売を始めたばかりのほとんどの人が最初にぶち当たる壁だと思います。

ホテルのスパで雇われていたときは、集客の必要性など全く考えたこともなく、有名人もたびたび訪れるという環境に慣れていて、
「わたしは有名人の施術をしているセラピストよ!」と天狗になっていたと思います(笑)

有名人の施術に入れたのは、自分の実力でもなんでもなく、100%ホテルのブランドのおかげです。
そんな私が、独立開業後に集客で大変な苦労を強いられたのは言うまでもありません。
1人のお客様に、無名の自分のサロンに来てもらうことがいかに難しいことか・・・。

そもそも私は今までに集客というものをやったことがなかったし、誰かに教えてもらおうにも、すぐに教えてくれる上司も先輩もいません。
何をしていいか分からず途方に暮れる日々です。


とにかくいろいろな集客を片っ端からやってみた

集客の知識がない私でも、便利なインターネットの時代、ネットを検索してみるとさまざまな集客方法が紹介されています。
その中から、自分ですぐにできることから試してみることにしました。

集客の方法は、大きく2つに分けられると思います。

ひとつは、ネットを使った方法です。そして、もうひとつは、ネット以外の方法です。

ネットの集客は、開業以来ここ10年で目まぐるしいスピードで変化していて、新しいものができては消えていく・・・というのを繰り返しています。
たとえば、以前は集客できていたポータルサイトが今は全く集客力がなくなってしまったり、ポータルサイト自体がなくなってしまったりということもあります。

また、以前は有料だった企業向けのサービスが、facebookなど無料のサービスに取って代わられたりして、なくなってしまったものもあります。
ネットの広告に関しては、サロンへ広告代理店からの営業電話が頻繁に(1日3件くらい)かかってくるので、どのようなサービスがあるのか、また新しくできたのかということが自分で調べなくても分かります。
本当に膨大な種類のネット広告の手法が存在することに驚きます。(でも、ほとんどはやりません。)


どんなネット集客をしてきたか?

10年間やってきて、ネット広告で効果があったもの(なかったものも一部)を挙げてみたいと思います。

・ホームページ(&SEO対策)

サロンの顔とも言えるホームページは必須です。しかし、1度作ってしまえばOKというわけでなく、時代によってホームページも変えていかなければなりません。

当店のホームページは今のが3つ目です。
今は、スマートフォン対応でなければ、検索したときに上位表示されにくくなっています。

また、ホームページはSEO対策とよばれる、上位表示されるための対策をしなければ誰も見てもらえない、つまり、まったく集客の役に立たないものになってしまいます。
SEO対策は、以前は業者にお願いしてお金をかけてやっていましたが、最近はコンテンツの充実が重視されているので、地道に自分たちで中身を作ってコツコツとやっています。

最初に作ったホームページは10ページもなかったと思いますが、今のホームページはブログも含めて300ページ以上になりました。
それでも、まだ十分とは言えませんし、これからも更新し続けなければなりません。

初めてホームページを作るという人へのアドバイスとしては、
プロに頼んで、見栄えの良いものを作ってもらった方が良い。
ということです。

エステサロンは、来店して実物を見てから買うか買わないかを決めるわけではないので、
ホームページがいわばサロンの顔となります。

ホームページのトップ画像のイメージ=サロンのイメージ
となり得るので、画像もできればプロに撮ってもらった方がいいと思います。

ここは費用がかかりますが、かける価値は存分にあると思います。
ホームページでの集客が成功すれば、あとは自動的にお客さんがやってくる・・・というのも夢ではないかもしれません。
ホームページに関してはここで書き始めたらキリがないので、またの機会に書こうと思います。


・ブログ

現在は、ホームページの中にあるブログですが、以前はホームページとブログを別々に分けていました。
ブログはただ書いているだけでは、もはや誰も読んでくれないものとなっています。
内容のあるもの、自分の思いがこもった文章であることが何よりも重要です。

ブログはすぐに集客の効果はありませんが、書き続けるうちにじわじわとお客さんが集まってきます。
何よりブログのいいところは、初めてのお客様でも自分のことをある程度知ってもらっているので、打ち解けやすいという点です。


・ポータルサイト

エステサロンのポータルサイトと言えば、ホットペッパービューティーなど全国規模の大手のものから、地域限定の小さなサイト、「ブライダルエステ」などに特化したサイトまで、膨大な数があります。
開業当初はなるべく多くのサイトに登録した方がたくさんの人にサイトを見てもらえるだろうと思ったのですが、2,3年経ったときに、ふと「ポータルサイトから全然、予約が入らない。」ということに気づいてしまいました。

ポータルサイトは、当店には合わなかったようです。
低価格帯のサロンであれば効果があるかもしれませんが、価格で勝負できない当店にとってはほどんど効果がなかったので、ある時期からほとんど削除してしまいました。

かつては、年間20万円で「yahoo beauty」というサイトに掲載をしたこともありませんでしたが、1件も予約が入りませんでした(涙)。
今は、エステの検索機能はなくなってしまい、美容情報サイトになってしまったようです。

成果報酬型の料金体系のポータルサイトであれば掲載しても損はありませんが、メニューの管理などが面倒なので、いくら費用が発生しないとはいえ、ある程度は厳選して載せた方が良いと思います。


・リスティング広告

リスティング広告とは、グーグルやヤフーで検索したときに、検索結果よりも上側や、右側の部分の広告枠に表示してもらうという機能です。
クリックされない限りは料金もかからず、必ずホームページに訪問してもらえるので、それなりの集客効果が見込めると思います。

ただし、検索数の多い人気キーワードは1クリックあたりの単価が高くなってしまうので、キーワードの選定が重要になってきます。

リスティング広告は自分でも登録すれば始めることができますが、手数料を払って業者に委託してやってもらうこともできます。
小規模のサロンで、予算が少ない場合は自分でやってみるのも良いと思います。


・facebookやTwitterなどのSNS

新規の集客にSNSが役立つかどうか・・・
私があまり使いこなせていないのかもしれませんが、facebookなどのSNSを入口にして当店のホームページにたどり着いて、来店につながったというケースはあまり多くないと思います。

facebookの広告機能も何度か試したことはありますが、予算が少なくて露出が多くなかったせいか、あまり効果はありませんでした。
広告の文面などを工夫したり、興味を引くような内容にすれば違ってくるかもしれません。

一方、facebookへの「いいね!」の登録を既存のお客様にしていただき、ブログやキャンペーンの更新情報などを伝えるのには、役立っていると思います。
ただし、お客様に登録していただくためには、積極的なお声がけが必要なので、そう簡単ではありません。


ネット以外のアナログな集客は?

次に、ネット以外のアナログな集客についてお話したいと思います。
ネット社会とはいえ、アナログな手法も絶対にやった方がいいと思います!

特に、ご近所のお客様を集客する場合は、アナログな手法の方が効果的です。

・ポスティング

ポスティングは一見、効率の悪そうな集客方法ではありますが、近所のコアなお客さんを集客するには良い方法だと思います。
ただ、薄い紙のチラシはすぐに捨てられてしまうので、厚手のリーフレットのようなものを自分の手で配る方が良いです。

業者に頼むと薄い紙で、他の広告とまとめて投函されてしまうので、目に触れる機会が少なく、まとめて捨てられてしまう可能性があります。
厚手の紙の場合は、配布後しばらく経ってからの反応もあり、捨てずに取っておいてくれているんだなぁ・・・と嬉しくなります。

ポスティングは、一度に行うのは大変なので、1日100枚ずつなど少量を何日にも分けて行う方が、気持ちの上でも負担が少なく続けられると思います。

とはいえ、1000枚に1枚くらいの反応率なので、かなり地道な作業ではあります。

業者に頼んでいたときは1万枚に1枚くらいの反応率でしたが・・・。


 ・ご紹介

新しいお客様を集客するのに、もっともありがたいのは、既存のお客様によるご紹介です。
紹介でいらしたお客様は、サロンへの信頼度も最初から高く、リピーターになっていただける確率も高いのです。

ただし、ご紹介や口コミでの集客は、ご来店いただくまでにある程度の時間がかかるので、開業後すぐに効果が表れるというものではありません。

「ご紹介の方のみ」というサロンもありますが、新規開業のサロンではとてもハードルの高い集客だと思いますので、他の集客方法と組み合わせ行う必要があります。


・店頭の看板、チラシ

路面店や専用階段がある2階や地下の店舗であれば、店頭の看板やチラシを見て来店されるという人はとても多いと思います。
私も物件を探している段階では、エステは隠れ家的な店舗の方が、静かで落ち着くから良いかなと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。

予算が多少オーバーしたとしても、路面店に出すメリットは集客の面ではとても大きいのです。
マンションやビルの中では、サロンがここにあるというのを認知していただくだけでも本当に大変です。

ネットで集客をするから別に近所の人が来なくてもいいと言える立地(新宿、渋谷、銀座などの大きなエリア)も確かにありますが、それ以外の立地であれば、やはり近所のお客様の割合が高い方がサロンの安定的な経営につながります。(近所のお客様の方がリピーター率も高くなります。)

当店がほとんど広告にお金をかけずに集客できているのは、路面店であるというのも大きな要素です。
店頭の看板やチラシ、または実際にサロンが外から見えるというのは、最も集客力のある広告ツールと言っても過言ではないと思います。


・雑誌

雑誌への掲載効果は年々低くなって来ています。そもそも雑誌を買う人が減っているので、仕方ありませんね。

ときどき、雑誌掲載の営業電話がかかってくるのですが、集客のためというよりも、既存のお客様に「有名雑誌に載っているサロン」というのを見せることで、ブランド価値をアップするのに役立つとのことです。

雑誌の掲載料は1ページ100万円、4分の1ページでも30万円くらいするので、ブランドアップのために出すのであれば、その分お客様に直接還元した方が良いと思います。

雑誌でも取材という形で掲載できればラッキーですが、エステサロンの場合、ほとんどがタイアップの広告枠です。
当店も何度か雑誌に取材という形で掲載させていただいたことがありますが、実際に来られたのは1回の掲載につき一人くらいです。

雑誌広告での集客は小規模のサロンには向かないと思います。


リピーターの大切さ

もし、あなたは独立開業するのであれば、「集客する」という活動が、エステティシャンやセラピストの技術を高めることと同等の熱量を持って行う必要があり、それができなければ、サロンの存続ができないのだということを覚悟しておく必要があります。

それほど集客は大切です。

集客につまづいて、廃業したという人も実際にたくさんいます。
そして、何より大切なことは、一度来ていただいたお客様にリピートしていただくことです。

リピーターがいないサロンに未来はありません。

サロンに未来がないというより、お客様をリピートさせられないセラピストには未来がないと言った方がいいかもしれません。
集客は、最初はやり方が分からず本当に苦労しますが、苦労して集客した分、ひとりひとりのお客様のありがたみも大きいものです。

雇われているうちは、集客を実際に行う機会はないという人も多いと思いますが、独立開業する場合は避けては通れない道です。


集客の難しさ

広告宣伝の難しいところは、お金をかけても全く効果がないものがあるという点です。

長くやっていれば、そんな広告で集客できるワケないでしょ!!とジャッジできるようになる部分もあるのですが、営業マンの口車にのせられて、高い広告料を払って出したのに、集客0だったということも普通にあります。

集客0でも、文句は言えたとしても、お金はかえってきません(涙)

それどころか、「この広告に出せただけでも、良かったと思ってください。普通はこんなところに(おたくのような小さな店は)出せないですよ。」と嫌味を言われることもあります。
そんな業者とは、その後一切の関係が途絶えることは言うまでもありませんが・・・。

また、集客には膨大な方法があり、とても速いスピードで新しいものが生まれては、消えていくので時代に追いついていくのが大変です。
新しいものには挑戦したい気持ちと、始めたからにはちゃんと運用できるのかなど、なんでもやれば良いというわけではありません。

当店のような小規模のサロンの場合は、もちろん予算の問題もありますので、いろいろな方法をコツコツを地道に続けていくことで成り立っているのだと思います。
一時的にテレビなどで大きく取り上げられて話題になった行列店がすぐに潰れてしまうということもあるように、集客は全てではなく、やはり大切なのは商品やサービスそのものなので、集客が得意だからといって成功するわけではありません。

集客力を磨くことと、サロンの技術やサービスのクオリティを高めて、顧客を維持していくこと
ができてはじめて、サロンは継続していけるのです。

アンリュミエール 保戸塚 優美


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エステサロンの独立開業に技術以外に知っておくべきことは?

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

「サロン経営・開業10年を振り返るブログ」シリーズも今日で10回目。
秘かに100回の連載を目指しています!!
(やばい!宣言してしまった・・・(;’∀’) )

いつまで続けられるか分かりませんが、最近アクセスが徐々に増えてきたのも励みになっているので、がんばって更新していこうと思います。

さて、今日は独立開業に必要な知識についてです。
ここでの知識とは、エステティシャンやセラピストとしての技術的な専門知識以外の部分です。
いくら施術者としての腕が優れているからと言って、独立してサロンの経営がうまくいくとは限りません。

サロンの経営能力と、セラピストとしての技術力は全く別物であり、サロンを運営する上では、どちらの能力も同じくらい重要です。
大きなサロンの場合は、経営だけする人、施術だけする人・・・というように、分かれていることが多いと思いますが、独立して0から開業するとなると、最初は両方とも自分で行わなければなりません。

以前のブログで、物件の探し方や資金調達の方法などのお話をしましたが、今日は実際にオープンしてから、
やっておけばよかった、やっておいてよかった
という点についてお話したいと思います。


経営・マーケティングの基礎知識

私は大学のとき、幸運にも経営とマーケティングの知識をかじることができました。
主に、ホテルやサービス業などの観光・ホスピタリティマーケティングの分野だったので、サロンの経営に通じる点がたくさんあります。

独立して経営に行き詰ったときは、学生時代に読んだ本を思い出し、同じ本の最新版を購入して読み返しました。
世界的なマーケターや研究者が著者の本に書いてあることは、アメリカの大手企業がやっている手法の成功例などがほとんどで、当店のような小さなサロンに当てはめることができるのか??と思うこともありましたが、
たとえば、大手のホテルがよりパーソナルな接客を行い、顧客満足度を高めるための方法などは、そのままサロンの経営に当てはめて行うことができます。

また、従業員教育の仕方や、集客の方法などサロン経営に必要不可欠な基礎知識も本から学ぶことができます。
ここで注意をしないといけないのは、マーケティングの手法は時代によって大きく変わるので、最新の知識を知っておく必要があります。
最新の知識を頭に入れておかないと、広告代理店の営業マンやサロンのコンサルタントを名乗る人にだまされることがあります(笑)

経営の基礎は、人について学べれば一番ですが、それが叶わない場合は本を読むのが一番の近道です。
サロンのコンサルタントに頼るのは、そのあとにした方がいいと思います。

まずは、自分で本に書いてある通りにやってみるということが、何より大切です。
経営やマーケティングに関する本は、膨大な出版数があるので、最初の1冊を選ぶのが難しいと思いますが、多少高額でも教科書的な本を1冊買ってみて、経営やマーケティングのすべてを学ぶことが必要だと思います。

そのうえで、サロンの経営に特化した本を読むと、より具体的な集客手法や顧客を維持する方法などが紹介されてるので、理解が深まると思います。


税金の知識

サラリーマンであれば、税金は勝手に給料から天引きされるので、自分で何かする必要はありませんが、経営者になったら、たとえ従業員を雇っていなくても、さまざまな税金を自分で納税する義務が生じます。
また開業後には、青色申告の申請書類を提出しなければならなかったりするのですが、私は、そのことを知らずに提出期限のギリギリになって、人から聞いて提出できたということがありました。

最初から税理士の先生にお願いするのが一番良いと思いますが、私の場合、開業してからしばらくちゃんと経理をやっていなくて、税務関係のことをほったらかしにしていました。
そして、税理士を探す暇もなく、決算報告書を提出しなかればならない期日ギリギリに税務署に駆け込んで、決算書を一緒に作成してもらって、なんとか提出できたということがありました。

今、思うと本当におそろしいですが、それ以来、8期まで自分で会社の決算報告書を作成していたので、その後は税金に関する知識を身につけることができ、数字を自分でみることができるようになったのはよかったと思います。
(決算書の読み方といった本が売られていますが、決算書は一度自分で作ってみると、読めるようになります。)

ただ、税金のことは毎年さまざまな法改正などもあって複雑なので、開業時に信頼できる税理士さんを探しておくことをおすすめします。
時々、税務署から電話がかかってきたりするときは、ドキッとさせられますので・・・。
税務署からの電話は、心臓に悪いので税金関係はクリアにしておく方が身のためです。


人を雇うときは

自分ひとりで開業する場合と、誰かを従業員として雇う場合は、必要な手続きが異なってきます。
人を雇う場合は、労災や雇用保険、社会保険に加入するなど、さまざまな手続きが必要なのですが、フルタイムとアルバイト従業員でも異なります。
また、給与の計算方法や税金や社会保険料の天引きの仕方など意外とわからないことだらけです。
一般の会社員の人からは意外かもしれませんが、サロン業界(エステ、美容室、整体院など)は、社会保険や雇用保険に未加入の会社が今でもかなりの数あって、従業員は入社からその事実を知らされるということもあります。

若いうちは年金よりも今、手取りが多い方がいいとの考えから、そのままにして後で困る・・・
ということもあるようです。

従業員を雇う以上は、雇用に際して必要な手続きなどを前もって知っておく必要があり、当たり前の話ですが、法律を守る義務があります。


まとめ

サロンの独立開業に必要な知識・・・
挙げたらきりがありませんが、大きくは、

●経営・マーケティングの知識
●税金や経理の知識と開業時に提出しなければ書類など
●雇用保険や社会保険など従業員を雇うのに必要な知識
を知っておく必要があると思います。

最後に、サロンの独立開業は、お客様にトリートメントを提供すること以前に、やらなければならないペーパーワークの量が膨大です。
「書類をきちんと作成して、期限までに提出する」
という基本的なスキルは、OL時代に住宅ローン課に勤めていたために、銀行への提出書類の作成で鍛えられていたことが、開業時に役立ちました。(銀行の契約書などの書類は本当に細かい規定が多いのです。)

開業時に役所に提出する場合、いい加減な書類は後で問い合わせがきたり、受理してもらえなかったりすることもあるので、事務能力や書類作成能力などを高めておくのも独立開業には必要だと思います。

アンリュミエール 保戸塚 優美


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エステサロン独立開業~良かったこと、辛かったこと~

こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。
このサロン独立開業ブログシリーズは、開業10周年を迎えるにあたって、今までどのようにして10年間サロンを経営し続けることができたのか?
という記録を自分でも残しておきたいという思いと、これから独立したい人や今サロンの経営に生き詰まっている人に少しでも私の経験がお役に立てれば・・・という思いで書いています。

しかし、経営ブログを自信満々に書いているようで、私自身の経営が常に順風満帆であるかといえば、そうでもありません。
オープン当初は、経営全般、特に集客に苦労しました。

またその後も、ずっと前年度を超える売り上げをあげてきたのに、ある年にはガクッと落ち込んだり・・・。
こうやったらうまくいくだろうというノウハウを経験上知っていたとしても、それを実行する気力や体力がなく、ぼーっとしたまま時が過ぎるという年もありました。

10年間、ずっと突っ走るのは辛く、気分が乗らない、あまりいっぱい働く気が起こらない・・・という時もあるのです。

サロン経営にこれといった正解をいまだつかめず、日々、あーでもない、こーでもないと、失敗を繰り返しながらサロンの経営を続けているうちに、10年が経ったという感じです。

サロンの経営は、景気に左右されたり、スタッフの入れ替わりもあり、一定ではありません。
自分の思い通りにならないことに折り合いをつけながらも、自分がやりたいことを仕事にできる喜びを感じつつ、これからもサロンを続けていくのだと思います。


独立して良かったことは?

よく独立すると「自由」が得られると想像しがちですが、実際は、本当の自由を得るまでは長い「忍耐」の時間が必要です。
人に雇われている方がよっぽど自由だったなと思うこともあります。

事業が軌道に乗ってきて、自分の思うように経営がうまくいっているときは、「やっと、自由にできる!」と思うのですが、そんな時間もつかの間で、いいことが起これば、悪いことも起こるというサイクルを繰り返しながら、なんとか乗り越えていく方法を考えるという日々です。

そんな思い通りにはいかないサロン経営ですが、独立してよかったと思うことももちろんたくさんあります。
独立して良かったこと4つ挙げてみたいと思います。


1.自分がやりたいことを実現できる。

独立すると、自分の理想のサロンを形にすることができ、また自分が提供したいトリートメントメニューを作ることができます。
そして、それがお客様に受け入れられ、喜んでもらえた時、サロンをやっていてよかったと思います。
逆に、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか?ということを常に考える必要もあります。


2.すべてを自分で決められる。

独立すると、たとえば何か新しいことを始めたいときに、上司に許可を取る必要もなく、自分ですべてを決めて実行することができます。

失敗しても、責められることもありません。

ただ、失敗のダメージは自分ですべて引き受けなければならないので、自由になんでもできるというわけではありません。
休みも自分で決められるといえばそうですが、お客様商売で営業時間などは決まっているので、その点はさほど自由ではありません。


3.自分を試す機会を得られる

自分にサロン経営の才能があるかどうか、やってみないと分からないのですが、独立すると否が応でも、自分の最善を尽くして、なんとか乗り越えなければならないという場面に遭遇します。

そういう場面は、その時はひやひやしたり、不安になったりもするのですが、それを乗り越えたときの達成感は独立する前には味わえなかった感動があります。
自分を試す機会を得られることは、独立の良い点だと思います。


4.怖いこと、腹が立つことが減った!?

オープン当時、28歳だった私が、店を一軒経営するということは、アフリカの広大なジャングルに放り出された1匹のウサギのような気持ちでした。

今までに経験したことのないことが、次から次へと襲い掛かっては、私を不安に陥れます。
最初の3年くらいは、不安が募る毎日・・・。
そして、思い通りにいかないことにイライラしたり、腹が立ったりすることがしょっちゅうあります。

しかし、5年くらい経ってさまざまな出来事が一巡すると、何も怖いものがなくなるというか、気持ちが強くなるのでしょうか・・・。

ちょっとやそっとのことでは、動じません。それまであった恐怖心がいつの間にか消えています。

また、様々なことに耐性ができるのと同時に、あきらめも早くなるので、物事に怒りを感じることが少なくなってきます。


独立して辛かったことは?

次に独立して辛かったことを3つ挙げてみます。
辛かったことは、当時は辛かったのですが、今思えば良い経験だったとも言えます。


1.収入が安定しない不安

まずは、はやりお金の不安です。
サラリーマンは、毎月の給料が多かれ少なかれ約束されていますが、経営者は、完全出来高制という厳しい世界で生きていかないといけないので、経営が安定するまでは、お金に対するストレスはかなりあります。

私の場合は、開業資金の借り入れ金返済や、店の家賃などの運転資金に加え、一人暮らしの家賃などの生活費をすべて稼がないといけないプレッシャーが辛かったです。

最初のうちは3部屋もあるサロンをひとりで回していたので、自分ひとりで稼がないといけない最低ラインが高くて、苦労しました。


2.集客の失敗

つぎに、集客の難しさです。
集客は永遠の課題でもあるのですが、開業当初は何が効果的なのか分からなかったため、費用をかけた割に、集客が0ということも何度もありました。

休みを返上してポスティングをしても集客できなかったり、お金をかけて雑誌に掲載してもらってもダメだったり・・・。
お金をドブに捨てているような気がして、精神的に苦しかったです。

また、リピーターのお客様が固定するまでは、ひとりひとりのお客様への熱量もすごかった分、リピートしていただけない理由を考えすぎたりして、苦しんでいました。
本気でリピート率100%を目指していたので・・・。(そんなことは、絶対無理なのに!!)


3.いろいろ不安で眠れない

開業当初は、不安なことが頭をぐるぐるとめぐり、なかなか寝付くことができませんでした。
朝寝坊をしてはいけないので、始発でサロンに来て寝る日々も1年くらい続きました。

サロン経営は、経験したことのないことを乗り切らなければならないという場面に幾度も遭遇します。やってしまえばなんでもないことでも、未知のことはそれだけで不安なのです。
不安感を持つというのは、健康にもよくないし、不幸を自分で招き寄せてしまうような強い負の力をもっていると感じます。
開業してしばらくの不安感は、時間や経験が解決してくれましたが、やはり辛いものでした。


まとめ

独立開業は、良いこともあれば、辛いこともたくさんあります。
また、性格的に向き不向きもあると思います。
どういう人が向いているかというと、
●常に楽観的である
●めげずにやり続ける忍耐力がある
●即行動にうつす、フットワークが軽い
●継続力があるが、割り切りも早く執着しない
●問題解決能力がある
●チャレンジ精神がある
などが挙げられると思います。

独立に悩んでいる人は、まずは自己分析からやってみるのもいいのではないでしょうか。
独立してもしなくても、幸せなセラピスト生活が送れるのが一番だと思います!

アンリュミエール 保戸塚 優美


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エステサロンの独立開業資金の調達方法

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

今回で8回目となる「サロン経営・開業10年を振り返るブログ」シリーズ。
今日は、聞きたくてもあまり人に聞けないサロン開業のお金の話をこっそり教えちゃいますね!

前回は、サロンの独立開業に際して必要な資金の内訳についてお話しましたが、今回は、

開業資金を実際にどのように調達するのか?

という点についてです。


1.貯める!?

オープンして間もない頃(当時、私28歳)、同業者(セラピスト)のお客様から、
「すごいですね~。内装もお金かかっていますよね。開業資金がんばって貯められたのですか?」
と聞かれたことがあります。

答えは、「NO!」です。

セラピスト・エステティシャンの給料・・・
どんなにがんばっても20代では、月30万円がやっとでしょうね。平均はもっと少ないと思います。
逆にそれ以上の月給をもらえるサロンなら独立しない方がいいです!!(笑)

どんなに節約してお金をコツコツ貯めたとしても、開業資金を全て貯めるには、時間がかかります。
もしかしたら、一生かかっても無理かもしれません。(宝くじが当たるとか、所有している株価が急上昇したとかはのぞきます。)

「10年間、お金を貯めてから開業しよう!」と思っている方、それは時間の無駄なので、止めた方がいいと思います。
注:もちろん、部分的には貯める必要があります。全額借り入れることは不可能です!


2.借りる!?

開業資金として、まず一般的に考えられるのは、国や銀行から借りることです。
本気で開業しようと思っているのであれば、1日でも早く借り入れをおこして、開業してしまう方がいいと思います。

逆に、まだ迷いがある場合は、独立しない方がいいです。
ただ、お金を借りるにしても、9割は3年で潰れてしまうので、それなりの覚悟は必要です。

私は、以前、住宅ローンの仕事をしていたので、毎日お客様の借り入れのお手伝いをしていました。
今は、頭金がなくて、年収が300万円代でも、2、3000万円もするようなマイホームを購入することができます。

そう、お金は借りられるんですよね。
目的さえしっかりしていれば、低金利で貸してもらえるのです。

事業を立ち上げる場合、開業資金を借りることに、負い目を感じることは全くゼロだと思います。
ただし、目的がないローンはダメです。いわゆる消費者金融などは、金利が高すぎるので大変なことになります!!


どこで借りる?

借入先としては、国や銀行と書きましたが、普通はいきなり銀行に行っても、門前払いされます。
銀行は何年かの経営実績がないとなかなか貸してくれません。

これから開業(起業)をしようという場合には、銀行ではなく政府系金融機関から融資を受けることを考えるのが資金調達への近道です。

私は開業するにあたって、日本政策金融公庫(旧:国民金融公庫)から融資を受けました。
日本政策金融公庫は、政府が100%出資している金融機関です。

サロンを開業しようという強い意思があり、その思いや計画を「創業計画書」という文面にして、審査が通れば、国から融資してもらえる制度があります。

私が利用したのは、「女性、若者/シニア企業家資金」という新規開業ローンです。

条件は、「女性、若年者(35歳未満)または高齢者(55歳以上)であって、新規開業して概ね7年以内の方 」だけです。

まず、女性であれば、勤務経験が短かろうと、取り合えずOKというローンです。(普通貸付の場合は、6年以上企業に勤めていないといけないといった条件があります。)
女性に優しい、男性にとっては「なぜ女性だけ?」と羨ましがられるようなローンです。
ある意味、女性専用車両のようなローンです。

私の場合は、30歳未満だったのでその点でもパスできるのですが、若者やシニアを支援する国の制度なのです。

住宅ローンなどを借りたことのない人はぴんと来ないかもしれませんが、これだけゆる~い条件で、低金利の貸し付けは他にはなかなかありません。ただし、事業計画書の審査はそれなりに厳しいと思います。

通常、住宅ローンの審査は、収入をさかのぼって2年間は審査されますし、勤続年数も3年以上といった条件もあります。条件が合わないと、融資してもらえない、もしくは金利が高くなります。
また、「これからがんばるんだ!」という意思は全く汲んではくれません。←ここが大きな違いです!

しかもこのローンは、1000万円以内であれば保証人なしでも融資が受けられます。基準金利プラス1.2%にはなりますが、これも低い方だと思います。(この数字に関しては私が借りた時のものなので、最新ではありません。)

私はたまたまこの制度を利用しましたが、他にも探してみれば自治体などが行っている開業を支援するようなローンがあるかもしれません。そして、こういった金融機関に積極的に行っていろいろと相談してみるといいと思います。

実際の手続きや、事業計画書の書き方についてはまたの機会にお話したいと思います。


3.もらう! ~助成金という手もある!~

難易度は高くなりますが、「もらう」という方法もあります。
国や地方自治体からの助成金補助金と呼ばれるものです。原則的には、返済は不要です。

実際に私の友人は、新規開業後に200万円の助成金をゲットしました!!
ただし、書類作成には税理士の先生の手助けと報酬も必要だったようなので、全てまるまるもらえるというわけではないようです。

審査の難易度はかなり高く、申請期間(公募期間)も短期間、しかももらえる時期が、開業して実際にその費用を使ったことを証明できたときなので、注意が必要です。
結局は、先にお金を準備しなければなりません。

また、もらった後にも、書類で事業の経過や実績を報告する義務がある場合もあるそうなので、そう簡単にもらえるというものではありません。

クラウドファンディング

最近では、クラウドファンディングというものも登場してきました。
これは、よっぽどの知名度、または情報の発信力・拡散力や、事業内容の革新性・魅力がないと、お金を集めることは難しいと思います。

サロン開業の資金調達が、クラウドファンディング頼みというのは、正直危険だと思います!
挑戦するのは自由なので、試しにやってみるというのは良いかもしれません。


まとめ

先立つものはお金・・・というように、開業にはまとまったお金がないとにっちもさっちもいきません。

私の場合は、開業資金として政策金融公庫から800万円近い借り入れをしました。開業資金全体の7割くらいにあたります。
返済期間は7年だったので、返済は無事に終わりました。

返済中の7年間は、「事業を止めたら借金だけが残るというプレッシャー」と、「これだけ借り入れて思い切ったから理想に近いサロンを開業して、これまで続けてこられた」という2つの思いがあります。

独立開業は成功するかどうかは未知数で、「人生の大きな賭け」だと思います。
大きな賭けにでるか、小さな賭けにでるか・・・。

賭けには出ず、独立はしないという選択肢ももちろんあります。
自分自身とよく相談して、事業計画を慎重に立てて、資金調達の情報収集をしっかり行うことが重要です。

アンリュミエール 保戸塚 優美


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