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「ゆるむ」ことの大切さ。古武道のエッセンスも取り入れて・・・☆

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皆さんこんにちは!

千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの黒木です^^

前々回のブログ「呼吸法×顔深筋マッサージのコラボレッスン♪」では、保戸塚が「ゆるむ」ことの大切さをお伝えしていましたが、あの記事を読んで私も改めて「ゆるむ」ことの大切さを実感しています。
そして普段お客様に顔深筋マッサージをする時に、お顔のコリをほぐすだけでなく、長年たまっていた心の澱のようなものがあればそれも一緒にほぐしていきたい…といつも思います。
通常のエステサロンでは、そこまで深いところのケアまでしよう…と考えていることは少ないと思うので、改めて「顔深筋マッサージ」に出会えて良かった…と私自身も思っています(*^_^*)!

特に日本人は元々我慢強かったり、空気を読んで本当に言いたいことを言えなかったり…知らないうちに「我慢グセ」や「ため込む」ことが当たり前になっているせいか、咬筋(噛みしめの筋肉です)が張っていたり、凝り固まっている方が本当に多いです…。

そのため顔深筋マッサージを始めたばかりの方は、長年積み重なったコリの影響でマッサージ中に痛みを感じる方も多いのですが、それだけ自分自身の本当の感情に蓋をしていたということ。それに気づけただけでも万々歳です!^^
だって気づけなかったら、そのうちもっと深刻な形で体が不調を訴えるかもしれないからです。
以前に増して、病気を未然に防ぐ未病治療という言葉が浸透してきましたが、顔深筋マッサージもその一つのキッカケになれたら嬉しいと思っています。

さて今日は、顔深筋マッサージによる「ゆるむ」つながりからちょっと視点を変えて、セラピストが施術をする時に「ゆるむ」お話です(#^.^#)!


 

セラピストが施術中に「ゆるむ」とは?

一体どういうことだろう…?と思われるかもしれません。
よく間違えられやすいのですが、マッサージをする時、腕や指の力でマッサージする…という印象はありませんか?
もちろん、まったく腕や指の力を使わないわけではないのですが、基本的にお客様の体をマッサージする時はセラピストの体は力まず、力を抜いてお客様の体にセラピストの体をゆだねるような姿勢で行います(体重を乗せる…というと、もっと想像しやすいかもしれません)。

指や腕の力だけでマッサージすると、深部のコリまでほぐすことができない上に、セラピストも体を痛めやすく最悪の場合は引退…ということにも。
さらにはお客様にとっても、指や腕の力だけでのマッサージはあまり心地良いものではなく、耐え難い痛みがともないやすいです。

こう説明すると、「じゃあ当然、力まずゆるんだ状態でマッサージするのが一番だよね♪」という結論になると思いますが、実はこの「力まない」「ゆるむ」ということがものすごく難しいのです…。

普段の生活を振り返ってみても、何かに抵抗しようとする時や反発する時は、大きなエネルギーを使いやすいですよね。
たとえば、誰かと喧嘩した時や何か批判的な言葉を自分に浴びせられた時、ついカッとなって相手を言い負かそうとする時など…。私も経験があるのですが、そういう時ってすごくエネルギーを使うし、結果的によけい問題を大きくしてしまって解決どころじゃなくなってしまったり。
マッサージする時もそれとちょっと似ていて、お客様の体のコリ(緊張)を一生懸命ほぐすために、セラピストは自分の腕や指の緊張した力でグイグイ…!とほぐしてしまいがちです。
かつて私もスウェディッシュマッサージを始めたばかりの頃は、指や腕の力でほぐさない、体重を乗せる…という意味がよく分からず、何度も練習してるうちに指を痛めたこともありました。
指を痛める…ということは、体をうまく使えていないという証拠。このまま間違った体の使い方をし続けていれば、そのうち色んな所にガタがきて、それこそセラピスト引退…ということにも。

それは絶対に避けたい…!ということでさらに猛特訓して、体の重心の使い方や指や手の角度などなど…一番しっくりくるやり方を何度も模索して今の私がいます。
もちろん、技術の向上に終わりはないので、今が完璧とは思っていません。なので色んな勉強会の場を見つけては足を運んでいるのですが、今回「古武道」を学びに行ったのも、施術中に応用できる「ゆるむ」体の使い方を、より習得したいという思いからでした。

 

一般的な考え方では病気や体調を崩したときには、薬を飲んだり、栄養価のあるものを摂ると良いとされますが

実は少食にしたり、断食をすることでその人が持つ自己治癒力が発揮されてよくなっていく事があります。

農業の分野でも、化学肥料や農薬を使う事をやめることで植物自身が持つ生命力やその土地に住む微生物とのつながりを取り戻し、植物も土地も元気になっていきます。

過剰となっていたり、余分なプラスをやめてマイナスすることで、眠っていた本来の力が発揮されていく。

これは生物にとって本質的なものがあると僕は感じます。

身体も鍛えたり、一部の筋肉を大きくするなどプラスの方向性が主流ですが、

古武道では、身体をゆるめたり、力を抜いて次の動作につなげたり、マイナスすることを重視します。

そうすることにより、身体全体が協調し、より少ない力で大きな力が発揮できるようになります。

筋力に頼らない動きなので、よりラクに動けるようになり身体の緊張も抜けていき、ゆるんでいきます。

この感覚を日常に活かせると、日常の動作がラクになったり、身体の力みに気づいて自分自身でゆるめられるようになっていきます。

これは、私に古武道を教えてくださった田中洋平先生の言葉です。TOP画像に2人の男性が映っていると思いますが、左にいる方が田中先生です。まだ27歳とお若い方なのですが、中学生の時から古武道を習い、身のこなし方から人柄含めて、まさに古武道の精神を地でいくような印象の方です^^(ちなみに右にいらっしゃるのは、以前ブログにも登場した解剖学の野見山先生です)
余分なプラスをやめて、マイナスにすることで、眠っていた本来の力が発揮されていく。
この言葉の意味を身をもって体感するために、今回は様々なワークが用意されていました。

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今回私が参加した古武道体験には、私と同じマッサージのセラピストや、ヨガ講師、心理カウンセラーなど。
また古武道の応用で、寝たきりの方への介護をする際に、介護する側もされる側も双方が無理せず体に負担のかかりにくいアプローチをする方法なども学べるため、ご家族の介護中の方も何名かいらっしゃいました。

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古武道の基礎を実践で学んでいる一コマです。両脇の2人にガシッと肩を固められている状態で、(中央の人が)肩の力だけでその状態を「グイグイ」ほどこうとするとうまくいかないのですが、体全体の力を抜いて自分の体重の重みを後方に預けていくようにすると、両脇の2人の鉄壁が崩れ一緒に後ろに倒れてしまう…というワークです。

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こちらも別のワーク中の一コマ。力に対し力で抵抗しようとするとまったく敵わないのですが、いったん抵抗する力をゆるめ全身の体重を相手に預けるような状態にもっていくと、自然に相手も力をゆるめてしまい倒れこんでしまう…という、言葉で説明するとわけがわからない状況かもしれません。(笑)でも本当に笑っちゃうくらい、体をゆるめることの大切さや凄さを体感できました。

施術に生かせる身のこなし方を学びたい…という思いで参加したワークでしたが、体が「ゆるむ」、そして「ゆるめる」ことの大切さを再確認すると同時に、精神的にも「ゆるむ」ことが大切なんだなぁ…という実感がありました。
恐らく、田中先生のほんわかしたお人柄に触れたからでしょうか?理由は謎です。(笑)

 

秋を迎え、今年も残すところあと3か月ちょっととなりました。年末にかけてサロンは一年で一番賑わう時期を迎えます。
そんな時こそ心や体をふんわりとゆるめて、お客様を笑顔でお迎えできるように私自身も日々整えていきたいと思っています(*^_^*)
今回学んだ古武道のエッセンスも忘れずに…☆

 

 

アンリュミエール 黒木 恵美

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