服部みれいさんに会いにエムエム・ブックス みのへ

こんにちは。千代田区麹町のエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

先日、およそ2年半ぶりに岐阜県美濃市にあるマーマーマガジンのリアルショップ「エムエムブックスみの」へ行ってきました!
そして、編集長の服部みれいさんにもお会いしてきました♪


声のメルマガ「服部みれいのすきにいわせてッ」に出演!

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私、な、なんと、服部みれいさんの声のメルマガに出演させていただきました!!
写真左は服部みれいさんと、収録前のなんともマヌケな顔をしている私(右)です。画面奥真ん中は、声のメルマガを担当されている「チョモランマ山下」さんです。

この日は、声のメルマガが始まる前から編集部の方々とランチをご一緒させていただき、みなさんと楽しいお話をして、既にテンションマックスです(笑)
また、一緒に伺ったキャロルプリースト代表の小松なおみさんとみなさんとのトークも爆笑もので、全部録音しておけばよかったと思うくらいでした。

声のメルマガというのは、ネットで配信されるラジオ番組のようなもので、毎週、服部みれいさんとゲストやリスナーさんを迎えて自由なトークが繰り広げられます。
まだ昨年10月から始まったばかりですが、服部さんの軽快なトークが大好評で、リスナーさんの参加申し込みも既に今年の秋ごろまで応募が殺到しているそうです!

私も第1回目から欠かさず聴いていますが、服部さんの愛の溢れる本音トークが本当におもしろくて、まるで美濃の和室でみれいさんと一緒にお話しているような臨場感があります。

今回は私はゲストとして声をかけていただきまして、服部みれいさんとの出会いから、体のこと、顔深筋マッサージのことなどいろいろとお話させていただきました!!

あっという間の1時間!!
でも、終わった時には何を話したか忘れてしまうくらい、頭の中が真っ白に・・・。
緊張していたわけではないのですが、みれいさんとのトークが楽しくて、大爆笑で、不思議なテンションでした(笑)

この声のメルマガは、ほとんど編集がされないそうで、また事前の台本や打ち合わせのようなものもほとんどありません。
なので、みれいさんの想定外の質問にしどろもどろになってしまったり、言いたいことがぱっと頭に思い浮かばず、後になって「あー言えばよかったなぁー。」と思ったり・・・。

私が出演させていただいた回のオンエアは、3月2週か3週だったかと思います。
恥ずかしいので、ぜひ!とは言いませんが、よろしければ聴いてみてください!

そして、私の翌週は、キャロルプリーストの小松さんの回ですが、こちらは本当におもしろかったので、ぜひみなさんに聴いていただきたいです!
普段、小松さんと私がひそひそ話しているような大きな声で言えないあれやこれやが、服部みれいさんによって次々と引き出されて、
「本当にここまで言っていいの??大丈夫?」っていうくらい暴露されています(笑)

オーガニックコスメのことや、化粧品業界のこと、途中から福太郎さんが乱入して(!?)、経営者の苦労やお金の話など、本当に私も一緒に加わりたい気持ちと笑いをこらえながら聴いていました。
ぜひ、聴いてみてください!

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翌日は、「エムエムブックス みの」へ

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「エムエム・ブックスみの」は、私たちが到着した日(声のメルマガ収録日)はお休みだったので、翌日のお昼にもう一度お邪魔しました。
こちらではマーマーマガジンの書籍をはじめ、冷えとりグッズ、そして、マーマーマガジンがセレクトした体に良い食品、洋服や靴などが販売されています。

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↑キャロルプリーストのコスメを発見!
当店でも取り扱っているニュージーランド生まれのオーガニックコスメ「キャロルプリースト」の人気製品がこちらでも買うことができます。

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服部みれいさん新刊の「きんいろのアファメーション帖」。

こちらはご奉仕価格「サンキュープライス」の390円!!
私もこの手帖に願い事を書いて毎日アファメーションしたいと思います。いや、必ずアファメーションします!

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畳の小上がりの上は、素材と着心地にこだわった洋服コーナーです。
手前の招き猫のオブジェもかわいいです♡

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マーマーマガジンのバックナンバーと服部みれいさんの著書がアンティークな素敵な棚に飾ってあります。
私はここに置いてある本のほとんどを持っています!!こうして眺めてみると、もう一度読んでみたくなります。

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古民家をリノベーションしたエムエムブックスみのは、美濃のうだつの上がる町の一角にある素敵なお店です。
東京から名古屋まで新幹線で1時間半、そして名古屋から美濃までバスで2時間ほどかかりましたが、時々思い出してはまた行きたいなぁと思う場所です。
ゆっくりした時間が流れる美濃は、癒しとパワーを与えてくれますね!

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最後に、キャロルプリースト代表の小松さんと一緒に記念撮影。

服部みれいさん、服部福太郎さん、そしてマーマーマガジン編集部とショップスタッフのみなさん、本当にお世話になりました!
ありがとうございました★

アンリュミエール 保戸塚 優美

 

ブログを始めて12周年!

こんにちは。千代田区麹町のエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

今年の5月でブログをはじめてから12周年になります。
これまでブログをご愛読していただいた方、また最近このブログを読み始めたばかりという方も、みなさんお読みいただきありがとうございます。

私がブログを始めたのは、フランス留学中(エステティックの専門学校に通っていました)の2005年5月のことです。

2004年の5月から留学生活が始まり1年が経過し、学校もそろそろ終わってしまうという時になって、このフランス生活を記録しておきたいとブログを始めました。

その時のブログはほぼ100%プライベートな趣味のブログで、楽しいことや留学生活の大変なことなどを自由気ままに書きつづったものでした。

帰国後は、ホテルのスパで働きながら密かにブログを書き続け、そして2007年のアンリュミエールの開業直前からは「アンリュミエール サロンダイアリー」という新しいブログを立ち上げて、昨年から今のホームページ内に引っ越しして、現在に至ります。

昔から作文や読書感想文は苦手だった私が、ブログという文章で伝えるということをこれまで続けて来られたことが自分でも信じられないほどです。

こうして、ブログを12年も続けて来られたのは、何よりもいつも読んでくださる読者さんがいるからこそです。

お客様との会話で「ブログを読みました!」と言ってもらえると、本当に書いていて良かったとうれしくなります。

また、ブログをきっかけにアンリュミエールにご来店くださるお客様がいたり、雑誌やテレビの取材のお話をいただいたり、またキャロルプリーストとも出合えました。

ブログのおかげで自分の世界が広がっていったのも事実で、私のようなごくごく一般人でも世の中に発信することができるブログの力って本当にすごいなと思います。

これまで12年続けてきたとは言え、途中何回もスランプに陥って、何ヶ月間も更新できなかった時期もあります。
内容的にも気持ちが入り込めなくて、単純な内容になってしまったり、スタッフに更新を任せっきりになってしまったり・・・。

そんなときのブログの読者さんってとても反応が素直というか、わかりやすくて、私の気持ちが入っていないときには、反応が薄いのです。

逆に、私の気持ちがこもっているときは、共感して来店してくださるお客様も多くなり、「思いを言葉で伝える大切さ」を痛感させられます。

アンリュミエールは今年で開業10年になります。
10年という年月の間、うれしいこと、つらいこと、大変なこと・・・
本当にいろいろなことがありました。

これからのブログでは、これまで書いてこなかったこと、
と言うよりも、「今だから書ける!」という内容のことも含めて、
サロン経営のことや仕事に対する思いなど「創業10年を振り返るブログ」を書いていこうかなと思っています。

私は、あまり自分の気持ちを表現するのは得意ではないのですが、10年分の経験や思いをアウトプットして、そこから自分を知ってもらったり、新しい可能性や出会いを増やしていければといいなと思います。

ブログ歴13年目の新しいスタートが始まります。
これからもアンリュミエールのブログをご愛読のほど、どうぞよろしくお願いします。

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(↑ゴールデンウィークに行った箱根の旅館にて)

アンリュミエール 保戸塚 優美

 

年末の心からのご挨拶です

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

時が過ぎるのは早いもので、2016年も残りわずかとなりました。

今年もたくさんの方にご来店いただきまして、ありがとうございました。

アンリュミエールが無事に一年を過ごせましたのも、みなさまの多大なご支援のおかげです。

心より感謝しております。

 

 

みなさまにとって2016年はどんな1年でしたか?

今年は私にとってはまさに「変化」の1年でした。

前半と後半ではわたしを取り巻く状況ががらっと変わりつつも、普段と変わらぬ日常生活と、サロンの営業が無事に続けられているので、

結果的には良い年だったように思います。

また、今年は10月2日に9周年を迎え、目標としていた10周年が現実味を帯びて近づいてきていていることに、

私自身ワクワクとした期待感と、うれしい気持ち、そして、これまで支えてくださった方への感謝の気持ちでいっぱいです。

 

来年は10周年という区切りの年になりますが、スタッフ一同、これまで以上に技術向上につとめ、すべてのお客様にご満足いただけるように精進していきたいと思っております。

新しい年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますようお祈りいたします。

時節柄、ご多忙のことと存じます。くれぐれもお身体にはご自愛ください。

来年も相変わらぬご愛顧をいただけますようお願い申し上げて、歳末のご挨拶とさせていただきます。

アンリュミエール 保戸塚 優美

 

~年末年始営業のお知らせ~

12月31日(土)から1月4日(水)まで休業させていただきます。
なお、新年は1月5日(木)より通常営業を始めさせていただきます。

※ネット予約は年中無休、24時間予約受付可能となっておりますが、予約確定の返信は1月5日(木)以降となりますので、ご了承ください。

 

 

 

服部みれいさん著「あたらしい自分になる本 増補版」を読んで♪

こんにちは!黒木です^^

今日はアンリュミエールのブログでも度々ご紹介している、服部みれいさんの

「あたらしい自分になる本 増補版:SELF CLEANING BOOK (ちくま文庫)」

を読んだ感想をお送りしたいと思います♪

(服部みれいさんをご存知ない方は、こちらをご参照ください☆)


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「あたらしい自分になる本」は5年前の2011年に出版されたもので

文庫化にあたり、5年の歳月を経たリアルなみれいさんの“いま”

新しい知恵などの紹介も加えられています。


私と服部みれいさんの“本”との出会い

 

実は私、アンリュミエールに入社するちょうど1年ほど前に

まさにこの「あたらしい自分になる本」を偶然地元の雑貨屋で見つけ、購入していたんです。

その雑貨屋は、オーガニック食品や化粧品、こだわりの食器などを扱うライフスタイルショップで

お洒落な雑貨が陳列する隣に、服部みれいさんの本が置いてありました。

 

あたらしい自分になる本

 

表紙のクリアな空色、タイトルの文字、そして何より本そのものの質感が…

優しくて柔らかい。触れているだけでホッとできるような不思議な本でした。

 

どれどれ…と興味津々で本をめくってみると

 

・冷えとり

・アーユルヴェーダ

・白湯

・布ナプキン

・瞑想

・アファメーション

・ホ・オポノポノ

などなど…

どれも私が今まで継続、いえ…にわかに挑戦してきたものばかり!

あくまでもにわか挑戦だったので、中には1か月ももたずに挫折したものも多々あります…(お恥ずかしい…!!)

でも、やっぱり元々このジャンルのことは大好きなんです。

何か体の不調があった時、薬に頼るのではなく

自分の体の自然治癒力を高めて、不調の根本から解決していく…

その手段は沢山あって、みれいさんの本に書かれているような「冷えとり」「アーユルヴェーダ」「布ナプキン」など…

本当に沢山あります。

また、心の状態はダイレクトに体に影響をもたらすので

「瞑想」や「アファメーション」「ホ・オポノポノ」などで、心を整えていくことも大切です。

私もこの3つは色々と試してきました。

…例えば瞑想、これは私の中で継続するのが一番難しかったものです。

最初の2~3回は頑張って早起きするから瞑想できるのですが、前日寝るのが遅くなる日が続いたりすると

朝はバタバタ余裕がなく、かといって夜に試すとそのまま寝落ちしてしまう…という

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「心を無にするのだ…!! … … …zzz」

 

お恥ずかしい体験談ですみません…。ちゃんと継続できている人もいるというのに。

でも、みれいさんも本の中でおっしゃっていますが

100人いたら100通りの人生があって、合うもの合わないものも人によってまったく違う。

本当にその通りだと思います。

だから私も今まで色んな方法を試して、今の自分に一番合った方法で落ち着いています。


私に合った方法

①真夏でも、キンキンに冷えた飲み物でなく、温かいor常温の飲み物を積極的にとる。

②朝起きたらまず、やかんに水を入れ蓋をせずにそのまま15分ほど沸騰させた白湯を飲む(アーユルヴェーダの火・水・風の要素を取り込む)。

③滅多なことがない限り、薬には頼らない(かぜ薬、痛み止め薬など西洋医学的な薬はかれこれ10年以上飲んでいません)。

④布ナプキンを活用する(正直まだ、生理2日目までは布ナプキンだけだと厳しいですが、徐々にオール布ナプキンに移行したいです)。

⑤朝、出かける前に神棚で日々の感謝、お祈りをする。

⑥定期的に神社に参拝する(何か疲れたな…落ち着かないな。という時はよく神社にいきます)。

 

ざっと思い浮かべただけでも、これくらいでしょうか?

あと最近は、この中に「山登り」も加わりました!

月1回ペースでしか行けていませんが、山に登るたび

自然の偉大さや美しさに感動し、畏敬の念を抱きます。

それに何より苦しいんですよね、山登りって。(私の筋力不足ゆえですが…)

山登りの60%近くが、ほぼ苦しいです。(筋力不足だから…)

でも矛盾するようですが、だからこそ山登りは楽しいです。

苦しい…もう歩けない…って思っていても、美しい景色を見たり自然のパワーに圧倒されると

不思議とまた歩けてしまいます。その繰り返しです。

私にはそれが、人生の道のりとリンクしているように思えてなりません。

上り坂は苦しいですが、登ってみないと出逢えない景色や人がいて

下り坂は一見ラクなようですが、下手すると膝を壊したり…案外上り坂よりキツかったりします。

だからラクそうに見える道こそ要注意です。

それに平坦な道も良いけれど、今と違う景色が見たかったら

ちょっと苦しくても登ってみる。そうすると本当に変わるんですよね。自分も、周りも。

これこそ、みれいさんの言う「あたらしい自分になる」ことの一つかもしれません。

あと山には強力な浄化作用もあると私は感じているので、下山後のスッキリ感(そして疲労感も!)

何ものにも代えがたい快感です。

皆さんも良かったら、ぜひ一度山に登ってみてください^^


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でも具体的に、冷えとりや布ナプキン、瞑想、山登りなどして何が変わるの??

ということですが、あくまでも私のゆる~い継続の仕方での実感を正直にお伝えします。

①お肌に明るさが出てイキイキとしてくる。

②自分のやりたいこと、好きなことが明確になる。

③なんとなく前向きになる。

④風邪を引きにくくなる。or 風邪を引いても早めに治る。

⑤生理痛が緩和される。

などなど…これはあくまでも個人的な実感です。

みれいさんの本を読むと、私のゆるいやり方とは違い

楽しみながらもしっかりと継続している様子に、本当に頭が下がります。

でもだからこそ、ちゃんと変化が目に見えて現れて

嬉しい変化が沢山あるのだと思います。

 

心と体をしっかりと思いやると、どんな嬉しい変化があるのか?

気になる方はぜひ一度、みれいさんの

「あたらしい自分になる本 増補版:SELF CLEANING BOOK (ちくま文庫)」

をご覧になってみてください^^♪

 

 

服部みれいさん著「わたしらしく働く!」の感想

こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

今日は、美容のお話から少し離れて、私が最近読んで感動&共感した本、
服部みれいさんの『わたしらしく働く!』のご紹介です!


まずは、服部みれいさんをご存知ない方のためにプロフィールを。

服部みれい

文筆家、『マーマーマガジン』編集長、詩人。育児雑誌の編集を経て、1998年フリーランスに。ファッション誌のライティング、書籍の編集・執筆を行う。2008年春に、『マーマーマガジン』を創刊。あたらしい時代を生きるための、ホリスティックな知恵、あたらしい意識について発信をスタート。2011年には、出版社、(株)エムエム・ブックス設立。冷え取りグッズと本のウェブショップ「マーマーなブックス アンド ソックス」主宰。2015年3月、東京の原宿から岐阜の美濃に移転。美濃にて、リアルショップ「エムエム・ブックス みの」も運営。『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』(筑摩書房)、『あたらしい自分になる本』(アスペクト)、『わたしのヒント』(大和書房)ほか、著書多数。岐阜県生まれ。

マガジンハウス『わたしらしく働く!』より

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中央が服部みれいさん。少女みたい!!
昨年8月にマーマーマガジンが運営するショップ「エムエム・ブックス みの」へ行ったときに撮影。(左:保戸塚、右:キャロルプリーストの小松なおみ様)


服部みれいさんの失敗と挫折に共感!

女性の働き方に関する本は、これまでにもたくさん出版されていると思うのですが、この本のすごいところは服部さんの失敗や苦労が次々と出てきては、その描写がとてもリアルなので自分のことのように共感できるところです。

ビジネス誌や、自己啓発本ってどこか上から目線だったり、きれいごとだったりで、私みたいなちょっと反抗的な人間にとっては、「そんなの言われなくても分かっているよ」と突き返したくなることもあるのですが、この本は違います。
「う~ん、わかる、わかる。私もそうだった。」
「やっぱり、人生そうなんでもかんでもうまくはいかないよね。」と自分を重ね合わせては、うるうる。

若かりし服部さんに、本当に心が折れそうな出来事(事件?)が次から次へと襲い掛かるんです。
それを強い情熱と希望をもって乗り越えていく服部さん、本当にたくましいし、そしてとにかく忍耐強いのです。


服部さんが新人時代に、編集部で段ボールで寝ていた話。

編集者って想像以上に過酷なお仕事ですね。
締め切りに追われ、出版社に泊まり込みで働く・・・。しかも、取り合いした段ボールで。
本当に大変!

実は・・・私もサロンの3部屋あるうちの1部屋に、布団を買い込んでそこに寝ていた時期があったんです。
段ボールではないだけ、まだましですね。
自宅は別に借りていたのですが、仕事が片付かずに泊まりでやらざるを得なくて。
周りの人はそんなにして働かなくても…と言うのですが、店と自宅の家賃を稼ぐためには、仕方なかったんです。

服部さんも、独立されてマーマーマガジンを創刊された後に、自宅とは別に編集部を借りて、「自宅と別に家賃、払って行けるかしら…」と不安をもちながらも、なんとかなっていったそうです。

なんとかなっていくだろう・・・
私も開業当時は、この言葉で自分を励ましました。

私と同じ思いをしていた人がいるんだと思うと、それだけで胸がいっぱいです。


0から1を生み出すときのエネルギーの話。

1から2になるときも大変なエネルギーが必要ですが、0が1になるときは、それは、それは、大きなエネルギーが動きます。開墾されていない土地を自分たちの手で切り開いて、畑にしていくのです。ひとつ、ひとつ、が手間取りました。でも、いちいちへこたれていては、雑誌の創刊など一生かかってもできません。ひとつひとつ起こるできごとを忍耐強く乗り越えていきました。

『わたしらしく働く!』より

マーマーマガジンを創刊されたときの服部さんの言葉です。
この本には、雑誌の創刊というビッグプロジェクトを立ち上げるエネルギッシュな服部さんと、その裏で起こるさまざまな苦労があますところなく書かれています。
成功も失敗も、全てさらけ出してあって、ときに痛々しいほどです。

今までありそうでなかったユニークな雑誌「マーマーマガジン」が誕生し、その後、多くの人から共感され、支持されるようになった理由・・・
それは、他でもない服部さんの熱い情熱と忍耐強い行動にあると思います。

『手間取りながらも、忍耐強く、ひとつひとつ開拓していく・・・』
服部さんの『本物を雑誌』を目指して、日々奮闘する姿に勇気をもらえます。


『わたしらしく働く!』実践編

巻末の数十ページは「実践編」として、働く上でのアドバイスが書かれています。
これだけでもとっても貴重な情報で、今からでも実践したいことばかりです。

一番印象的だったのは、
『アスリートの気持ちで』というタイトルのページの

ある頃から、「ただ健康」なだけではなく、「より高い仕事のためには、より高い健康が必要だ」と感じるようになりました。・・・(略)肉体的にはもちろん、精神面でもたくましくい続けるため、もっといえば直観力や持続力、時に瞬発力を発揮するべく、毎日の暮らしに取り入れました。
『わたしらしく働く!』より

というところです。
私も健康に関する仕事をしているので、このことは常に実感しています。
一般的により高い仕事をしていると言われる人は、心身のメンテナンスも仕事のうちと考え、時間もお金もかけているように思います。
体に何か不調が起こってから対処するのではなく、常に先手をうって、ベストなコンディションを保ち続けるための習慣を日常生活に取り入れている人たちです。
まさに、アスリートの気持ちですね。


最後に

さて、マーマーマガジンといえば、冷えとり健康法や塩浴、瞑想といった、さまざまな心身のメンテナンス法を提案し続け、読者も一緒に楽しく続けることで、心身の変化を感じながら幸せになっていく・・・という不思議な雑誌です。
雑誌を読んで健康法を続けていくうちに、あまりの自分自身の心身の変化に驚くと同時に、周りの人にも思わず勧めたくなる雑誌なのです。

そして、それは服部さんの熱い思いや情熱、それ以上に「魂」みたいなものが雑誌の中に込められているからなのだと、『わたしらしく働く!』を読んで分かりました。

私自身も、今一度自分の働き方を振り返り、私なりに精一杯頑張ろう!と元気をもらいました。

『わたしらしく働く!』は、仕事に悩んでいる女性、生き方に悩んでいるすべての人にとって、前向きに進んでいくヒントがたくさん詰まっています。

勇気と希望をもって、前に進んでいけばきっと大丈夫と
服部さんに励ましてもらいながら、わたしらしさについて考える・・・
そんな気づきを与えてくれる素敵な一冊です。

ぜひ、みなさまも読んでみてください!

アンリュミエール 保戸塚 優美

 

 

熊本・大分地震への思い

こんにちは。千代田区麹町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

突然、九州を襲った2つの大地震。今でも信じられない思いです。
被災された方、ご家族やご親戚などを亡くされた方には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられたすべての方のご冥福をお祈りいたします。

また、私の熊本の実家のことを気にかけてくださって、声をかけてくださってり、連絡をくださったみなさま、本当にありがとうございます。家族や親戚は皆無事です。

馴染みのある景色が崩れている姿を見るのは本当に辛いものです。
私の育った熊本市内はもちろん、昨年の11月に行った南阿蘇はとても自然が美しい場所で、葉祥明(ようしょうめい)美術館の2万坪の庭から見た雄大な阿蘇の景色は今でも忘れられません。

またそのときに、東海大学農学部の若い学生さんたちが、馬の世話しているのを車窓から眺めて、「こんなのどかな大学生活もあるんだなぁ」とほのぼのと癒される思いがしました。

大分の湯布院は、私が生後半年から3歳頃まで住んでいた場所で、おととしの秋に再訪しました。
多くの観光客でにぎわう、素晴らしい温泉地です。

そんな場所が今は、多くの犠牲者が出て、悲惨な状況になってしまうかと思うと本当に胸が痛みます。

熊本市中央区(熊本城があるところが中央区です)にある実家は、瓦屋根が落ちたり、門柱やブロック塀が崩壊したりしたそうですが、家自体は無事だということです。

家の中は、花瓶や食器が割れて、めちゃくちゃでまだ手も付けられない…と。
私の母は陶器が大好きで、日本各地の窯元を巡っては、お皿や花瓶、コーヒーカップなどを買い集めていたので、これらを失った母の心情を思うと余計に辛いものです。
昨日から水道が復旧したものの、問題はやはり食料だと言っていました。

今すぐにでも現地に駆けつけて、支援物資を届けたいという思いですが、何もできず…ただただもどかしいばかりです。
それでも、母は、毎日たくさんの方からいただくメールや電話がとても励ましになっていて、
「今まで、こんなに人の温かみを感じたことはないよ、本当にありがたいよ。」
と言っていました。
こういうときに、前向きなことを言えるのはさすが九州の女です。強いなぁと思います。

今、私たちにできることは、被災者を思うことや募金をすることくらいしかありませんが、少し時間が経って落ち着いたら、必ず熊本へ行ってできる限りの支援をしたいと思います。

最後に、昨年、南阿蘇の葉祥明(ようしょうめい)美術館に行ったときに購入した詩集「幸せに生きる100の知恵」から詩を3つ引用したいと思います。
葉祥明は、熊本出身の詩人であり、また画家・絵本作家でもあります。


苦しみや悩み事は、
あなたが成長するための
大切な機会。

恐れないで、不安がらないで、
落ち着いて受け入れれば、
いずれ必ず、
それらに感謝することが
できるようになります。


恐れない。
何が起きても恐れない。
それはすべて、
あなたという魂の
人生の計画のうち。
恐れて逃げたりわめいたりしないで、
それときちんと向かい合うこと。

そうすれば、
必ずそれを
乗り越えることができる。
君ならね!


人は、
他人の身体の苦痛と
心の苦悩を、
本当には分からない。
苦痛も苦悩も
その人だけの、特別な出来事。

だからこそ、
想像力と感性を高めて、
思いやりの心で
接しなければならない。

 

アンリュミエール 保戸塚 優美

 

フェイシャルコース

  1. オートクチュール
    アロマフェイシャル

  2. ベーシックフェイシャル
    「エスカルボーテ」

  3. インディバフェイシャル

  4. メンズディープクレンジングフェイシャル

ボディコース

  1. スウェディッシュマッサージ

  2. インディバ&
    循環体質マッサージ

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