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新しい「まぁまぁマガジン」を読んで。|千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールのブログ

皆さんこんにちは!

千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの黒木です^^

今日は「マーマーマガジン」あらため

リニューアルされた「まぁまぁマガジン」を読んだ感想をお届けしたいと思います!

 

実は去年の11月に発刊されてすぐに読んでいたのですが

その頃からちょうどサロンの繁忙期と重なり、じっくり感想を書く時間が持てずにいました。

なので今回は温めていた感想を一気に書いていきたいと思います!


 

どんな風にリニューアルされたの?

まだ「まぁまぁマガジン」をご覧になっていない方は、いったいどんなところが変わったの?

というのが一番気になる部分かと思います。

まず新しい「まぁまぁマガジン」は、表紙のタイトルにも書かれている通り

詩とインタビューがメインになっています。

今までの「マーママガジン」では、有機的な生活、人道的なファッション、あたらしい生き方のこと

目に見えない世界のことなどを取り上げてきていましたが

「まぁまぁマガジン」では前述したように、詩とインタビューがメインなので

今までの雑誌スタイルに慣れていた方(私を含む)は

新鮮な驚きやワクワク感、そして戸惑いもあるかもしれません。

でもきっとこれは必要な変化で、いい変化なのだと思います。

みれいさんも本の中でこんなことをおっしゃっていました。

しかし今、時代が、驚くような速さで変わっています。『マーマーマガジン』は、読者の9割以上が女性でしたが、男性版が発刊されて、ここは潔く、雑誌の魂を男性版に譲ることにしました。これまで女性に必要だった生きていくための知恵(時に秘儀)は、男性性と女性性がより統合される時代になり、今度は男性にもより必要になったのでは?と感じています。女性は、自力で、良質な知恵を選び、自分やまわりのために役立てていけそうだと感じています。

(まぁまぁマガジンより抜粋)

実際に私も、日々サロンでお客様に接していて感じるのは

誰かや何かに依存するのではなく、自分の力で幸せや健康な生活を掴んでいこうという気持ちが強い女性が多いということ。

見た目は本当に柔らかくて穏やかなのに、芯の部分はしっかり定まっているor定まろうとしている方が多い。

本当にそう思います。

だからこそ、いま「まぁまぁマガジン」が進もうとしている方向やみれいさんがおっしゃっていることにすごく共感できました。


 

印象的だった記事

まず、最初に載っていたタイの漫画家ウィスット・ポンニミットさんの「KABE」という漫画。

これはとても深い漫画で、私の心に響く内容でした。

漫画といってもセリフも何もなく、無声映画を見ているようで。読み手それぞれが主人公の女の子になりきって、心情を想像できるのも良いです^^

あまり内容にふれると、ネタバレになってしまいますが…

この漫画の状況、少なからず誰しもが経験したことがあると思います。

特に私は西洋占星術でいうと、燃える炎、火の星座に位置する牡羊座

12星座で一番”負けず嫌い“な星座とも言われています。

だからこそ、この「KABE」という漫画は胸にビシバシ刺さりました…。

今でこそだいぶ(酸いも甘いも経験して…)落ち着きましたが、幼少期から20代にかけてはまさにこの漫画の世界そのものだったかもしれません。

常に誰かを意識して、競争して、勝って、負けて…

周りと自分を比べている限り、永遠の勝者はいないはずなのに、常に“闘い”の世界にいて勝者になりたいともがくんです。

例えば学校であればテストの成績、会社であれば営業成績とか上司や同僚からの評価とか。

もちろん向上心があるのはいいことですが、そこに自分以外の“誰か”を意識し始めると何だかおかしなことになるんです。

”勝って“も喜びは長く続かず、常に誰かに追い抜かされるんじゃないかという“不安”。

その不安が影のように自分につきまとってきます。

これ、全部私が今まで経験してきたことです。

特に今の組織や社会のやり方として、あえて“競争意識”を芽生えさせるため

個々人の能力を数値化して比べる…ということは多いですよね。

そうすると、全体の底上げ(つまり会社であれば売上アップ)につながるから…という単純な理由で。

でも人間ですから、一時的にその競争意識が起爆剤になって良い方向に動いたとしても

その状況が長く続けば心も体も疲弊し、何のために頑張っているのかよく分からなくなってくると思います。

永遠の勝者も絶対王者もいない、そんな状況で周りと自分を比べている限り“闘い”に終わりがないからです。

だからこそ、そんな無意味な“闘い”からは外れて、ただ自分自身の成長を意識していればいいと思うんです。

一時期はやったアドラー心理学「嫌われる勇気」にも同じようなことが書かれていました。

他者と自分の課題を分離して、他者をライバルとしてみるのではなく“仲間”として受け入れる。

競争意識をなくして、ただ自分を内観し、成長するために努力していく。

そうすることで、社会も自分も良い方向に変わっていく。

…だいぶ前に読んだ本なので記憶が曖昧ですが(笑)、大体こんなようなことが書かれていました。

私は「KABE」を読んで、あらためて“周りと自分を比べない”ことの大切さが身に沁みました。

もちろん!そうは言っても私も人間ですから、しょっちゅう人と自分を比べて落ち込みます…(笑)

競争意識がメラメラ燃えてくることだってあります。

でもそこで息苦しくなった時に、はたとこの「KABE」を思い出し

「いけない、いけない。私またやらかすところだったわ~😭」と冷静になるんです。

 

ちょっと話がそれますが、横綱白鵬が33連勝をストップし連勝記録が止まったときに

「いまだ木鶏(もっけい)たりえず…」

と発言したこと、皆さんはご存知ですか?

この「いまだ木鶏(もっけい)たりえず」について、分かりやすく説明されているブログを発見したので引用させて頂きます。

「いまだ木鶏(もっけい)たりえず」

これは、中国の故事にある話がもとになっているそうで、闘鶏を育てる名人紀悄子に王が強い鶏にして欲しいと託すのです。
10日ほどたって、王が「どうだ、鶏は強くなったか?」と尋ねます。

すると紀悄子は、『まだ空威張りして闘争心があるからいけません』 と答えます。
また10日ほどたって、王が「どうだ、鶏は強くなったか?」と尋ねます。

すると紀悄子は、『まだいけません。他の闘鶏の声や姿を見ただけでいきり立ってしまいます』  と答えます。

さらに10日ほど経って尋ねると
『目を怒らせて己の強さを誇示しているから話になりません』 と答えます。

さらに10日経過して王が質問すると

『もう良いでしょう。他の闘鶏が鳴いても、全く相手にしません。
まるで木鶏のように泰然自若としています。
その徳の前に、かなう闘鶏はいないでしょう』

と答えたのです。

引用元;【読むだけで夢に近づく和尚のことば】より。

 

もしも絶対王者が存在するとしたら、この“木鶏”のような状態をいうのではないでしょうか?

周りがどうであっても揺らがない。ただ自分自身を見つめる、高める…。

そこには周りとの競争に敗れるか勝つかなどに興味がない、どっしりと構えた状態。

このエピソードも「KABE」に通ずるところがある…と私は勝手に思ってしまいました。

 

さて…まだまだ新しい「まぁまぁマガジン」について語りたいのですが

ちょっと長くなってしまったので、続きはまた次回に!(*^^)

 

(ところで今日は、仕事終わりに保戸塚と加藤俊郎先生の呼吸レッスンに参加してきます。

2月から始めて、今日で3回目のレッスンです。この呼吸法についても、また今度ブログに書かせていただきますね四角い顔の形のスマイリー 無料アイコン)


 

詩とインタビュー「まぁまぁマガジン」

詳細はこちらよりご確認いただけます☆

 

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