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開業資金は?エステサロンの独立には一体いくらかかるのか!?

dokuritsu

こんにちは。千代田区麴町のオーガニックエステサロン、アンリュミエールの保戸塚です。

今回で7回目となる「サロン経営・開業10年を振り返るブログ」シリーズ。
今日は、サロン独立開業のために一番大事な「開業資金」についてのお話です。


お金をかけなくても独立できる罠

サロン業界では、開業後3年以内に9割はつぶれてしまう
という記事を以前書きましたが、その理由の一つに挙げられるのは、誰でも簡単にサロンを開くことができるからです。

鍼灸師や柔道整復師などは国家資格が必要ですが、エステやアロマに関しては、国家資格も免許もなく誰でも開業することができます。
そのため、自宅やマンションの1室で、ほとんど開業資金をかけずに開業して、やっぱりうまくいかなくてすぐにやめてしまう。
という人も多いのは事実です。
簡単に始められるからこそ、簡単にやめられる。
ということです。

どういうサロンを開業したいかにもよりますが、それなりの場所を確保し、設備や備品、化粧品などをそろえて開業するとなると、ある程度まとまったお金が必要になってきます。

そして忘れてはならないのが、「集客」にかかる費用です。
私も開業する前までは、店(サロン)を開いて、ホームページを作れば、後は自動的にお客さんがやってきてくれるものだと思っていました。

しかし、それは大きな間違いでした。
集客というものを完全になめていました!!

大都市、東京であっても、都心の路面店であっても、サロンの集客は簡単ではありません。
そして、たとえ小さなサロンだろうが、広告を出すとなると、それなりに高い費用がかかってしまいます。
サロンは、開業するのは簡単ですが、その後の集客がうまくいかなくて、潰れてしまう・・・
というケースは非常に多いのです。

小さなサロンだからそんなに集客にはお金をかけなくても良いだろう
という考えは一旦忘れて、それなりに費用がかかると思っておいた方が後々苦しまずに済みます(笑)


エステサロン開業にかかるお金の内訳

さて、エステやアロマセラピーのサロンの独立開業に必要なお金ですが、おおまかにどんなことにお金がかかるか、リストに挙げてみます。

〇物件を借りるのにかかる費用

物件にかかる費用は、事業用の物件を借りる場合は、敷金礼金ではなく「保証金」という名目で、家賃の6か月~10カ月分くらいを最初に支払う必要があります。
(保証金とは、賃借人が賃料を滞納した時に、保証金から滞納分を負担させるためのものです。)

それ以外にも、仲介手数料や火災保険料、前家賃などがかかります。

以前のブログでも書きましたが、居住用の物件でこっそり営業するというのは、初期費用が安く済みますが絶対にやめた方がいいです!

〇内装工事費

自宅やマンション等で行う場合は、必要ない場合もあります。

私の場合は、スケルトンで借りたので、配管や床を張るところからすべての工事が必要だったので、それなりの費用がかかりました。

内装工事費だけでなく、デザイナーに頼めばその費用もかかります。
また、看板費用などもかかります。

内装工事にお金をかけると、初期費用がかかる分、後々やめにくくなります。
簡単に(短期間で)やめたらお金がムダになるというプレッシャーが、プラスに働くか、マイナスに働くかは本人次第だと思います。

〇サロン内の備品

施術用ベッドも10,000円代のものから300,000円くらいのものまで幅広くあります。
安いものは、すぐにぐらついたり、ギシギシと音がしたり、ネジが外れたり、皮が破れてきたり・・・とそれなりです。

施術用ベッドは本当に重要なものなので、高さが変えられる(リクライニングができる)もので、それなりに作りがしっかりとしたものの方がいいと思います。
ベッド以外の備品は、家具、パソコン(周辺機器も)、電話(回線も)、大量のタオル、洗濯機、冷蔵庫、施術に使う備品・・・・・・・
いろいろと細々としたものをそろえる必要があります。

ちなみに、サロンの電話は携帯電話はNGです。固定電話が必要です。
個人の番号に電話をかけるというのを警戒するためか、新規でかかってくる件数が減るそうです。(サロンの電話を携帯から固定に変えた人から聞いた話です。)

〇化粧品

化粧品は施術で使うものと、仕入れて販売する用の2種類です。

化粧品は、業務用であっても1個単位から購入できるものもあれば、1ブランド全てをそろえないと、取引をしてくれない会社もあります。
また取引条件として、
・年間の購入金額が100万円以上でないと取引してもらえない
・導入時のセットが100万円
とか、そういうブランドも結構あります。
ただし、簡単に手に入るブランドは他のサロンでも使っていることが多いので、サービスを差異化(差別化)することが難しくなります。
長い目で見ると、使用する化粧品はそのサロンの価値を左右する重要な要素となってくるので、希少性が高くて、本当に良いものを探すことが重要だと思います。

〇エステの機械

施術に機械を使う場合は、その購入費用がかかります。
新品の場合は、機械にもよりますが、200~300万円というものもざらにあります。
高額の機械は、ほとんどの場合、ローンやリースの斡旋があると思います。

小さなエステサロンなら、オールハンドだけというのも、逆に売りになるので良いと思います。

〇宣伝広告(集客)費用

集客の費用は、ギャンブルみたいに一瞬でなくなります(涙)
開業してすぐは、効果的な集客方法が分からないので、いろいろな方法を試さざるを得ません。

結構な費用をかけたチラシのポスティングや日本郵便のタウンメールで、反応が0だったということは、一度や二度ではありません。

また、ネット広告はあの手、この手のさまざまな手法が生み出されては、消えていきます。
それでも、集客の種は何らかの形で蒔き続けなければなりません。
また、開業時はホームページも開設しなければなりません。
費用は5万円〜というのもありますが、実際に納得いくものを作るとなると、20万円以上はかかると思います。

ホームページはサロンの顔となる大変重要な宣伝ツールなので、使用する画像などもできればプロに撮影してもらったものや、画像購入サイトで探すなど、クオリティの高いものを使用するのをおすすめします。

〇採用、教育費用

1人で開業する場合は必要ありませんが、人を雇うときは、その費用もかかります。

また、オープン前の技術研修や準備期間も給料を支払わなければなりません。

〇運転資金

サロン業界は、飲食業などと違って、集客にとても時間がかかります。
オープンしたからちょっと食べに行ってみようというノリで来客してくれる人は少ないです。

また、ビルやマンションの1室などで営業する場合は、サロンの存在に気付いてもらうだけでも一苦労です。
そのため、運転資金は他の業種よりも多めに見積もっておいた方が安心です。
口コミや紹介で集客をしようと思っていても、効果が出てくるのは1年後くらいと思っておいた方がいいです。

私は開業当初、運転資金のことが全く頭になく、苦労しました。
オープンしたのが10月で、最初の10月~12月までの3カ月は良かったのですが、真冬の1月、2月に閑古鳥が鳴き、このまま潰れてしまうのでは・・・
と思ったほどです。
運転資金は、多いのに越したことはありませんが、あればあるだけ集客費用やもろもろの経費に消えてしまうということもあるようですので、開業後数カ月という期間、まとまった現金を手元に置いておくというのは意外に難しいのかもしれません。

〇その他雑費

最後に、開業時には、こんなことにこんなにもお金がかかるのか!!
ということが多々あります。

その一つが、電気代です。
オープン当初何も気にせず、乾燥機やエアコンをガンガン使っていたら、電気代がワンルームマンションの1か月の家賃分くらいになって驚きました!

その他にも、会社を設立する場合は登記費用(司法書士に頼んで20万~25万円くらい?)や、会社の社判や実印、銀行印などを作る費用など、さまざまな費用がかかります。


で、トータルいくらかかるの??

サロンの規模や立地によって、かかる費用は大きく変わってくるので、トータルで〇〇万円とはっきりは言えないのですが、どんなに小さなサロンでも、生活していけるくらいの売上をあげられるサロンをつくるには、初期費用は、都内なら最低でも200万~300万円くらいはかかるのではないかと思います。
(自宅の一室で開業する場合などは別です。)

都内と言っても、場所によって全然変わってくるとは思いますが・・・。
都心の物件で、内装工事費などがかかる場合は1,000万円は超えると思います。
もちろん、広さやスタッフ数など規模にもよります。

ただ、この数字は私の感覚的なものでもあり、実際にやってみないと分からないというのが本当のところです。


で、お金はどうする??

サロンの開業時には、さまざまな費用がかかるのはお分かりいただけたと思いますが、それより聞きたいのは、その費用をどうやって調達するのか?という点だと思います。
サロンの独立開業、先立つものがなければ何も始まりません!

お金の準備はとっても重要です。

ということで、次回は、その「資金調達の方法」についてお話したいと思います。
アンリュミエール 保戸塚 優美

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↑先日7月10日、会社設立10周年を記念して(?)撮影した1枚です。これからも、エステサロンの独立開業ブログをご愛読の程、どうぞよろしくお願いいたします!


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